メモ帳とワードパッドのちがい
メモ帳は書式を設定することができないものに対し、ワードパッドは文字の色や大きさを変えたり、画像を挿入したりできます。メモ帳で作成されたファイルは、Macでも開くことができます。
はじめに
あらかじめWindowsのパソコンにはメモ帳とワードパッドが「アクセサリ」の中にはいっています。
メモ帳もワードパッドも同じく文字を入力するためのソフトですね。
Macとやりとりするには?
Macをお使いの方宛にメールでテキストデータを添付して送信する場合、どちらのほうが好ましいと思いますか?
答えは「メモ帳」です。
メールのテキスト形式のメッセージは、Macをお使いの方に送信しても読むことができます。
では、どうしてワードパッドがいけないのでしょうか?
ワードパッドで作成されたファイルにはWindows独自の仕様が組み込まれているからです。
メモ帳は文字の配置や大きさの設定、飾り付けができない
メモ帳は、文字を大きくしたり、センタリング、右寄せなどの文字のレイアウト、文字の色を変えたり、書体を変更することはできませんよね?
メモ帳は、文字と改行、そしてタブの3種類のものしか使うことができません。つまり、それだけシンプルな構成でできたファイルなので、それだけ余分な情報が組み込まれていないため、ファイルのデータ容量は最小限にまとめられます。したがって、メモ帳は一番軽い形式のファイルですのでダウンロードするのにあまり時間はかかりません。
ワードパッドは文字の大きさや修飾、配置や画像など扱える
一方、ワードパッドは、文字を大きくすることも、文字の書体を変更することも、文字の配置を思い通りに設定することができます。
しかし、それらの情報は「ワードパッド」というソフトの仕様に基づいてテキストデータとともに組み込まれるので、その仕様に適応されていないアプリケーションソフトであれば、ファイルデータの解釈ができないので、文字化けします。
ワードパッドで作成されたものはリッチテキストとも呼ばれ、Wordでも開くことができます。
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