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ショートカットの作成とコピーのちがい

初心者のためのパソコン講座|パソコンの基礎
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ショートカットは対象物の近道に過ぎず、実態は現在作業中のパソコン内のリンク先に存在します。つまり、そのショートカットをメールで添付しても、相手には別のパソコンを使っているため、そのショートカットのリンク先にたどり着くことができないので注意してください。メールに添付する場合は、[挿入]タブの[ファイルの添付]をクリックして、送りたいファイルを選びましょう。

ショートカットは対象物への近道にすぎない

デスクトップ上には、いくつかのショートカットが表示されているパソコンがあるかと思います。
実は、スタートメニューの中にあるメニュー一覧はすべて「ショートカット」の集まりであるということ、知っていますか?

ショートカットはそのファイルそのものではありません。
単なる「ショートカット」なのです。

つまり、ショートカットを作成しても、そのものをコピーしたものではないということです。
そのものの場所のありかへの近道を作っているだけです。

ソフトのショートカットとソフト本体のファイルサイズをチェックしてみよう

それでは具体的に例をあげてみましょう。

Microsoft Wordのショートカットファイル

Microsoft Wordというショートカットがデスクトップ上にあったとします。このファイルを右クリックして「プロパティ」を選択してみてください。

[全般]タブをクリックしてみると、種類が「ショートカット」、そしてサイズは432バイトと表示されています。しかし、実際のWordのアプリケーション実行ファイルはそんなに小さなものではありません。
Microsoft Wordのプロパティ

[ショートカット]タブをクリックしてみましょう。
Microsoft Wordのショートカットプロパティ
すると、実際にどこにリンクされているかどうかの情報が記述されています。
「リンク先を探す(F)...」ボタンをクリックしてみると・・・
リンク先
すると、リンク先のファイルが選択された状態になりました。
実際は8605KBもあるのです。

プロパティの全般をみると、種類は「アプリケーション」となっています。

おわりに

ちなみに、Internet Explorerでの「お気に入り」の登録されたサイトもすべて「ショートカット」です。
そのものが存在しているのではなく、そこへ行くための近道を作ってくれているだけにすぎないのです。

ですから、ショートカットファイルをメールで添付しても、そのものを添付されたのではないので、開くことができません。
くれぐれも違いを理解してくださいね。

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