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IPアドレスって2種類あるの?

初心者のためのパソコン講座
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IPアドレスには大きく分けてプライベートアドレスとグローバルアドレスがあります。これらの違いについて超初心者向けに簡単に説明します。

はじめに

現在使われているIPアドレスはIPv4方式であり、192.168.0.1 など0~255の間で構成される4つの数字の組み合わせでできています。しかし、ネットワークには2種類あります。それは、建物内のIPアドレスと、世界中の大きなネットワークにおいてのIPアドレスです。

IPアドレスについての詳細はこちらをご覧ください。

IPアドレス - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典

インターネットが普及するにつれて、やがてIPアドレスが足りなくなっていきます。あと2年足らずで使いきってしまうと言われています。そこで、新しい方式のIPv6へ移行する流れになってきています。

プライベートアドレスとは

学校や企業、家庭内などにおいて、同じ建物内の複数の人が同時にインターネットするためにはLANが必要ですよね。そのネットワーク内のそれぞれのパソコンを区別するためにプライベートアドレスが必要になります。

自分のパソコンに割り当てられているプライベートアドレス(LAN内のIPアドレス)を確認するには、IPCONFIGコマンド等を使用します。

Windows Vista/XPの場合は、以下の手順に従います。

  1. [スタート]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[コマンドプロンプト]をクリックします。
  2. 「ipconfig」と入力して、Enterキーを押します。
    ipconfig と入力
  3. 以下の図の「192.168.11.3」がIPv4のプライベートアドレスになります。
    コマンドプロンプト

プライベートアドレスについての詳細はこちらをご覧ください。

グローバルアドレスとは

一方、グローバルアドレスとは、インターネット上のIPアドレスです。たいていの場合、インターネットサービスプロバイダによって割り当てられます。

グローバルアドレスには、人間にもわかりやすいようにホスト名がついている場合が多く、そのホストの情報から、地域や利用しているプロバイダがわかったりします。

ただし、このグローバルアドレスによって個人情報が漏れるといったことはナンセンスなので、そこのところ誤解しないようにしてください。しかし、匿名だからといって、たとえ冗談であっても犯罪予告したりすると逮捕されてしまいますので注意してください。言論の自由には責任が伴うことを念頭に置いてインターネットを利用しましょう。

たいていのプロバイダでは、自動的にグローバルアドレスを割り当てます。インターネットがつながらなくなった!という場合にモデムの電源を抜いて再度入れ直すことによって、またインターネットができるようになりますが、このタイミングで新しいIPアドレスが割り当てられます。そのIPアドレスは前にほかの人が使っていたものだったりします。同じプロバイダを利用しているメンバー内で使い回しているということになりますね。

グローバルアドレスについての詳細はこちらをご覧ください。

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