www.wanichan.com

条件に満たす数値の合計を求めるには

Section 2 データの集計
最終更新日時:2023/04/03 16:23:46
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

範囲内の、検索条件に一致する数値の合計を求めるには、数学/三角関数、SUMIFを利用します。Excel for iPhoneでは数式バーの左側の[関数の挿入]をタップし、[数学/三角]一覧からSUMIFを選択して、それぞれの引数を指定します。

概要

たとえば以下の表のように、製品別、部署別のデータで構成されている場合、一つ一つ選択して足し算をするのは至難の業ですよね。ましてや、製品のなかで扱わない部署があった場合は大変です。

ABCDE
1製品型番部署1月2月3月
2ABC-123 東京 3035 20
3 大阪 1520 15
4 福岡 1015 20
5ABC-456 東京 5065 50
6 大阪 4550 35
7 福岡 2020 15
8ABC-789 東京 3035 20
9 大阪 1520 15
10合計 東京
11 大阪
12 福岡

そんなときは、SUMIF関数を利用するとよいでしょう。

SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)

この表では、他のセルに数式をコピーするために、絶対参照と複合参照の使い分けがポイントです。

範囲
下方向や右方向に数式コピーしても範囲を固定するので絶対参照
検索条件
右方向に数式コピーしても列を固定したいので複合参照(列固定)
合計範囲
下方向に数式コピーしても行を固定したいので複合参照(行固定)

iOSでは、とりあえず数式を作成した後に参照タイプを変更し、数式コピーするとOKです。

操作方法

  1. C10セルを選択して、数式バーの左側の[関数の挿入]をタップします。
  2. [数学/三角]一覧からSUMIFを選択します。
    ↓
  3. [範囲]にはB1:E9を範囲選択します。
    ↓
  4. [検索条件]はB10を選択します。
  5. [合計範囲]はC1:C9を範囲選択します。

参照タイプを変更する

  1. [範囲]の引数をタップして、ポップアップメニューから[参照の種類]を選択します。
  2. 一覧から絶対参照を選択します。
  3. [検索条件]の引数をタップし、ポップアップメニューから[参照の種類]を選択します。
  4. 一覧から列固定の複合参照を選択します。
  5. [合計範囲]の引数をタップし、ポップアップメニューから[参照の種類]を選択します。
  6. 一覧から行固定の複合参照を選択します。

数式コピーする

  1. 数式が入ったセルを2回タップして、ポップアップメニューから[フィル]を選択します。
  2. 数式をコピーします。

※執筆環境:Excel for iPhone バージョン 2.67.2

スポンサーリンク
INDEX
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

異なるバージョンの記事

コメント

▲このページのトップへ