起動直後の画面構成
はじめに
Accessでデータベースを管理する際に、通常、そのデータベースファイルを選択して開くため、スタートメニューからAccessを起動するケースはまれです。データベースを開いていない状態は、開くまたはデータベースの新規作成コマンドぐらいしか利用できません。起動直後で他のタブを開くと、下の図のようにコマンドがすべて無効になります。
一方、何かデータベースを開くと、すべてのリボンコマンドが利用できます。
画面構成
クイックアクセスツールバー
よく利用するコマンドのボタンが並ぶツールバーです。初期設定では、[上書き保存][元に戻す][やり直し]の3つのボタンが表示されています。
タイトルバー
ファイル名とアプリケーション名が表示されます。
リボン
操作を実行するためのコマンド(ボタンやドロップダウンリスト)が、機能ごとにタブに配置されています。それぞれのタブには、関連したコマンドをグループ分けしています。なお、リボン領域の右上には[リボンの最小化]と[ヘルプ]があります。
ナビゲーションウィンドウ
データベース オブジェクトを整理する際に役立ちます。このウィンドウは、主にデータベース オブジェクト(テーブルとかクエリとか)のデザインを開いたり変更したりするために使用します。ナビゲーション ウィンドウは、Access 2007 よりも前の Access バージョンで使用されていたデータベース ウィンドウに代わるものです。
ナビゲーション ウィンドウは最小化したり非表示にしたりできますが、前面でデータベース オブジェクトを開いて隠すことはできません。
ナビゲーション ウィンドウの表示と非表示を切り替えるには
(ナビゲーション ウィンドウの右上隅のボタン) をクリックするか、F11 キーを押します。
ステータスバー
現在の状態などを表すエリアです。右側にデザインビューやデータシートビューなどに切り替えるボタンが用意されています。
コメント
※技術的な質問はMicrosoftコミュニティで聞いてください!