www.wanichan.com

Microsoft Office全般(Excel/Word/PowerPoint/Access/Outlook/OneNote)の使用方法を解説。

PC > Excel > 2000

タイムシートの表を作ってみよう

タイムシートの作成 Part 1
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

表を作成しよう

派遣の仕事に就いている方に限らず、時給の計算をしたい方(アルバイトの方など)にもオススメのExcel活用法を説明いたします。

とりあえず、Excelのシートにタイムシートを作成してください。1ヶ月に1度の締め日があるところ、2度あるところとさまざまですが、1ヶ月に2回締め日がある場合においてのタイムシート作成を前提とさせていただきます。

☆連続データ・数式コピーの方法☆

まず、3月1日(3/1)をA2に入力して、カーソルの右下ハンドルにマウスポインタを合わせて、マウスポインタがになった時点で下にドラッグしてください。
すると、連続データが簡単に入力できますよ(^^)
連続データ入力方法
なお、この方法は、数式コピーする場合でも同じ方法で行うことができます。

まずは、以下のような表を作成しましょう。

 ABCDEFGHIJ
1月日曜日開始時刻終了時刻休憩時間勤務時間時間内時間外時間内支給額時間外支給額
23月1日9:0018:151:00  
33月2日9:0020:301:00  
43月3日9:0017:001:00  
53月4日     
63月5日     
73月6日  
83月7日  
93月8日  
103月9日  
113月10日  
123月11日  
133月12日  
143月13日  
153月14日  
163月15日  
17出勤日数  合計     
18時給 時間外  契約時間8:00

日付から自動的に曜日変換するには?

カレンダーを見て、何曜日かどうか調べるのは面倒ですね。
Excelでは、日付から曜日を求めることができる関数、TEXT関数を使うと便利です。

まず、3月1日は何曜日かを求めてみましょう。
B2のセルを選択して、関数貼り付けボタン関数貼り付けをクリックしてください。
関数の貼り付け/TEXT関数
「関数の分類(C)」では、「文字列操作
「関数名(N)」では「TEXT」を選択して、OKボタンを押してください。


「値」は、「A2」を選択して、
「表示形式」では、「"aaa"」と入力して、OKボタンを押してください。
すると、「」という値が求められました。(→ただし、2000年3月1日の場合ですけどヾ(^^;)

でも、よく見てみると、値の部分が「36586」と表示されていますよね?
これは、シリアル値です。2000年3月1日は、実は36586というシリアル値が入っているのです。シリアル値は、1900年1月1日を1と定めています。(1904年の場合もありえますけど(謎))

ちなみに、時刻もシリアル値で内部計算されているんですよ。1日24時間を1と定めて、1時間だと1を24で割った数値がシリアル値になります。1分はさらに60で割った数値、1秒はまたさらに60で割ると求めることができます。
そのシリアル値をExcelでは自動的に日付や時刻データに変換されて表示してくれているわけですね(^^)

▲Page TOP

勤務時間を求めるには?

勤務時間は、開始時刻から終了時刻までの時間に、休憩時間を引いたものになりますね?
これは簡単です。とりあえず、3月1日の勤務時間を求めましょう。
F2セルにカーソルを移動させて、数式バーの横にあるボタンを押してください。
数式データでは、=「終了時刻」-「開始時刻」-「休憩時間」となります。
つまり、=D2-C2-E2という数式になるはずです。確認してみてくださいね。答えは8:15になります。

しかし、予めすべてのセルに数式をいれておきたい場合は、IF関数とOR関数を使うと便利です。
ちょっと複雑ですが、他の値がエラーを返さないために、以下の数式をオススメします。
まず、F2セルをクリックして、関数貼り付けボタンを押してください。

「関数の分類(C)」では「論理
「関数名(N)」を「IF」を選択して、OKボタンを押してください。


論理式にカーソルがあることを確認します。

その時点で、名前ボックス横のリストボタンを押して、「その他の関数」を選択します。

関数の貼り付け/OR関数
「関数の種類(C)」に「論理」
「関数名(N)」には、「OR」を選択して、OKボタンを押してください。

そして、下の図のように、論理式1にはC2=""、論理式2にはD2=""を入力して、
カーソルを=の後に移動させます。すると、IF関数の数式編集画面に戻ります。
(下のOKボタン、またはキャンセルボタンは押さないで!)

すると、論理式には、OR関数で編集した数式が代入されましたので、
「真の場合」に、0、「偽の場合」にはD2-C2-E2と入力して、OKボタンを押してくださいね。

すると、0.34375という数値表示になってしまいました(ーー;)
これは、先ほど説明しましたシリアル値が表示されているためです。
あとで、シリアル値を時刻表示に変えなくてはいけません。

数式では、このようになります。

=IF(OR(C2="",D2=""),0,D2-C2-E2) 

「もし、C2セルまたはD2セルが空白であれば、0とし、それ以外の場合はD2-C2-E2と計算してください」
という意味になります。

スポンサーリンク
INDEX
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

※技術的な質問はMicrosoftコミュニティで聞いてください!

▲このページのトップへ