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Microsoft Office全般(Excel/Word/PowerPoint/Access/Outlook/OneNote)の使用方法を解説。

条件に満たす数値を合計したい

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SUMIF関数を利用して、検索条件を満たす値を合計する方法を紹介します。

概要

たとえば以下の表のように、製品別、部署別のデータで構成されている場合、一つ一つ選択して足し算をするのは至難の業ですよね。ましてや、製品のなかで扱わない部署があった場合は大変です。

ABCDE
1製品型番部署1月2月3月
2ABC-123東京303520
3大阪152015
4福岡101520
5ABC-456東京506550
6大阪455035
7福岡202015
8ABC-789東京303520
9大阪152015
10合計東京
11大阪
12福岡

そんなときは、SUMIF関数を利用するとよいでしょう。

SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)

この表の場合は、行や列の見出しをセル範囲の名前に設定すると楽です。列見出しとデータ範囲を含めて選択(B1:E9)して、上端行を名前の作成先に指定しておきましょう。

操作方法

  1. C10セルを選択して、数式バーの[関数の挿入]ボタンをクリック
  2. [関数の挿入]ダイアログボックスの[関数の種類]の中から「数学/三角」を選択
  3. [関数名]の一覧から「SUMIF」を選択して[OK]ボタンをクリック
  4. [関数の引数]ダイアログボックスのそれぞれの引数に代入していく
    1. [範囲]の引数には「部署」と入力
    2. [検索条件]ボックスには東京を求めるので、その値が入ったセル(B10)を選択
    3. [合計範囲]ボックスは、1月のデータ範囲の名前を入力
    4. [OK]ボタンをクリック
  5. 1月の東京の合計が求められた
  6. 数式を下方向にコピー
セル範囲の特定の名前を数式に貼りつけるには

[挿入]-[名前]-[貼り付け]を選択し、[名前の貼り付け]ダイアログボックスから指定の名前を選択して[OK]ボタンをクリックします。

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