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Microsoft Office全般(Excel/Word/PowerPoint/Access/Outlook/OneNote)の使用方法を解説。

偶数行または奇数行のデータだけを合計したい

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SUMPRODUCT関数を利用して、偶数行または奇数行のデータだけを合計することができます。

概要

偶数行または奇数行のデータをピックアップして合計するには、以下の関数を組み合わせて利用します。

MOD
  • 数値を序数で割って余りを求める関数
  • 行番号を2で割って奇数か偶数かを判定するために利用する
    • 奇数:2で割ったとき余りが1
    • 偶数:2で割ったとき余りが0
MOD(数値,序数)
ROW
  • 行番号を求める関数
  • ここでは、MOD関数と組み合わせて利用する
ROW(配列1,配列2,配列3,...)
SUMPRODUCT
  • 配列の対応する要素の積を合計した結果を返す関数
  • 奇数行または偶数行の値の合計を求める場合に利用する
SUMPRODUCT(配列1,[配列2],[配列3],...)

ちなみに、偶数列または奇数列のデータだけを合計するには、ROW関数の代わりにCOLUMN関数を利用します。

操作方法

奇数行のデータだけを合計するには

奇数行は、行番号を2で割った場合に余りが1を返したときに成り立ちます。その条件を満たしたデータのみを合計するように数式を入力します。

=SUMPRODUCT((MOD(ROW(B1:B6),2)=1)*B1:B6)

偶数行のデータだけを合計するには

偶数行は、行番号を2で割った場合に余りが0を返したときに成り立ちます。その条件を満たしたデータのみを合計するように数式を入力します。

=SUMPRODUCT((MOD(ROW(B1:B6),2)=0)*B1:B6)
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