リスト機能で、選択した範囲の集計をしたい
リストに変換した表では、集計行で簡単に平均やデータの個数、合計などが求められます。
概要
リスト機能は、Excel 2003に新しくサポートされました。
この機能を利用すれば、クエリや集計行の設定方法がわからなくても、オートフィルタの機能をはじめ、最後に集計行を表示して数値の合計やデータの個数、最大値、最小値、合計などをすばやく求められます。
操作方法
リストを作成するには
- リストに変換したい表全体をマウスで選択
- ［データ］-［リスト］-［リストの作成］を選択
- リストに変換するデータ範囲が指定されていることを確認し、［OK］ボタンをクリック
- 指定された範囲にリストが作成され、［リスト］ツールバーが表示された（ツールバーが表示されない場合は［表示］-［ツールバー］-［リスト］を選択）
- 見出し行には自動的にオートフィルタボタンがそれぞれ設定され、データを抽出できる。データの追加が必要な場合には、リストツールバーから［リスト］-［挿入］-［行］を選択すると自動的に追加される
リストに集計行を表示するには
- ［リスト］ツールバーの［集計行の表示/非表示］をクリックすると、リストに集計行が追加される
- 集計行から集計を行いたいセルをクリックし、リストの一覧から集計の種類を選択（ここでは「最大値」を求める）
- 集計結果が表示された
リストから標準のセル範囲に変換するには
- リストツールバーより［リスト］-［範囲に変換］を選択
- 「リストを標準の範囲に変換しますか?」のメッセージが表示されるので［はい］ボタンをクリック
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