読み取りパスワードが削除できない
セキュリティ
ブックの保護を解除した後、読み取りパスワードを解除します。
説明
ブックの保護からパスワード設定したファイルに読み取りパスワードを設定すると、読み取りパスワードが削除できなくなります。
ブックの保護を解除した後、読み取りパスワードを解除することによって、問題を解決できる可能性があります。
ワークシートやブックの要素の保護設定を変更または解除する
※削除されたMicrosoft公式ヘルプ記事をアーカイブから転載します。
- 保護設定を変更する
- ワークシートの保護設定またはパスワードを変更する
- 特定範囲のパスワードを変更する
- ユーザーが編集可能なセルを変更する
- ブックの保護設定またはパスワードを変更する
- 保護を解除する
- ワークシートの保護を解除する
- 特定範囲のユーザー権限を解除する
- ブックの保護を解除する
- 共有ブックの保護を解除する
保護設定を変更する
ワークシートの保護設定またはパスワードを変更する
- 保護されたワークシートに切り替えます。
- [ツール] メニューの [保護] をポイントし、[シート保護の解除] をクリックします。
- メッセージが表示されたら、現在のパスワードを入力し、[OK] をクリックします。
- [ツール] メニューの [保護] をポイントし、[シートの保護] をクリックします。
- [このシートのすべてのユーザーに許可する操作] ボックスで、ユーザーに対して許可する操作を変更します。
- [シートの保護を解除するためのパスワード] ボックスにパスワードを入力します。
- [OK] をクリックします。パスワードの確認のためのダイアログ ボックスが表示される場合は、パスワードを再度入力します。
特定範囲のパスワードを変更する
- 保護されたワークシートに切り替えます。
- [ツール] メニューの [保護] をポイントし、[シート保護の解除] をクリックします。
- メッセージが表示されたら、ワークシートのパスワードを入力し、[OK] をクリックします。
- [ツール] メニューの [保護] をポイントし、[範囲の編集を許可] をクリックします。
- [シートが保護されているときにパスワードでロックを解除する範囲] ボックスで、パスワードを変更する範囲をクリックします。
- [変更] をクリックし、[パスワード] をクリックします。
- [新しいパスワード] ボックスに、その範囲の新しいパスワードを入力します。
- [新しいパスワードの確認] ボックスに同じパスワードを入力し、[OK] を 2 回クリックします。
- [シートの保護] をクリックします。
- [シートの保護を解除するためのパスワード] ボックスにワークシートのパスワードを入力します。
- [OK] をクリックし、確認のためにワークシートのパスワードを再度入力します。
ユーザーが編集可能なセルを変更する
- ブックを開き、保護されたワークシートに切り替えます。
- [ツール] メニューの [保護] をポイントし、[シート保護の解除] をクリックします。
- メッセージが表示されたら、ワークシートのパスワードを入力し、[OK] をクリックします。
- [ツール] メニューの [保護] をポイントし、[範囲の編集を許可] をクリックします。
- 次の操作のいずれか、または複数の操作を行います。
- 特定範囲を編集できるユーザーを変更する
- [シートが保護されているときにパスワードでロックを解除する範囲] ボックスで、ユーザーを変更する範囲をクリックします。
- [変更] をクリックし、[許可] をクリックします。
- 次の操作のいずれか、または複数の操作を行います。
- 特定のユーザーによる範囲の編集を一時的に禁止するには、[名前] ボックスでそのユーザーをクリックし、[拒否] チェック ボックスをオンにします。
- 特定のユーザーによる編集の禁止を解除するには、[名前] ボックスでそのユーザーをクリックし、[許可] チェック ボックスをオンにします。
- 特定のユーザーを永久に削除するには、[名前] ボックスでそのユーザーをクリックし、[削除] をクリックします。
- 新しいユーザーを追加するには、[追加] をクリックし、新しいユーザーを選択して [追加] をクリックします。次に [OK] をクリックします。
- [OK] をクリックし、ユーザーの拒否を確認するメッセージが表示されたら [はい] をクリックして、[OK] を再度クリックします。
- 特定範囲に含めるセルを変更する
- [シートが保護されているときにパスワードでロックを解除する範囲] ボックスで、含めるセルを変更する範囲をクリックします。
- [変更] をクリックします。
- [セル参照] ボックスで新しい範囲を入力または選択し、[OK] をクリックします。
- 特定範囲の保護を解除する
- [シートが保護されているときにパスワードでロックを解除する範囲] ボックスで、削除する範囲をクリックします。
- [削除] をクリックします。
- [範囲の編集の許可] ダイアログ ボックスで必要な変更を行い、[OK] をクリックします。
- [ツール] メニューの [保護] をポイントし、[シートの保護] をクリックします。
- [シートの保護を解除するためのパスワード] ボックスにワークシートのパスワードを入力します。
- [OK] をクリックし、確認のためにワークシートのパスワードを再度入力します。
ブックの保護設定またはパスワードを変更する
- 保護されたブックを開きます。
- [ツール] メニューの [保護] をポイントし、[ブック保護の解除] をクリックします。
- メッセージが表示されたら、現在のパスワードを入力し、[OK] をクリックします。
- [ツール] メニューの [保護] をポイントし、[ブックの保護] をクリックします。
- 保護設定を変更する場合は、[シート構成] と [ウィンドウ] チェック ボックスのいずれかまたは両方をオンにします。
- 次のいずれかの操作を行います。
- 同じパスワードを使用する場合は、[パスワード] ボックスにそのパスワードを入力します。
- パスワードを変更する場合は、新しいパスワードを入力します。
- [OK] をクリックし、パスワードの確認のためのダイアログ ボックスが表示される場合は、パスワードを再度入力します。
メモ 設定したパスワードを忘れないでください。パスワードを忘れると、ブックやワークシートの保護設定を解除できなくなります。
重要
パスワードには、大文字、小文字、数字、記号を組み合わせた複雑なものを使用してください。これらの文字を混在させたものになっていないパスワードは強固とは言えません。たとえば、House27 は Y6dh!et5 に比べて、推測されやすいパスワードと言えます。また、高い安全性を保ちながらも、書き留めておかなくても覚えておくことができるパスワードを使用してください。
保護を解除する
ワークシートの保護を解除する
- 保護されたワークシートに切り替えます。
- [ツール] メニューの [保護] をポイントし、[シート保護の解除] をクリックします。
- パスワードを入力するダイアログ ボックスが表示された場合は、シートのパスワードを入力します。
特定範囲のユーザー権限を解除する
- 保護されたワークシートに切り替えます。
- [ツール] メニューの [保護] をポイントし、[シート保護の解除] をクリックします。
- パスワードを入力するダイアログ ボックスが表示された場合は、シートのパスワードを入力します。
- [ツール] メニューの [保護] をポイントし、[範囲の編集を許可] をクリックします。
- [シートが保護されているときにパスワードでロックを解除する範囲] ボックスで、権限を解除する範囲をクリックします。
- [削除] をクリックします。
ブックの保護を解除する
- 保護されたブックを開きます。
- [ツール] メニューの [保護] をポイントし、[ブック保護の解除] をクリックします。
- パスワードを入力するダイアログ ボックスが表示された場合は、ブックのパスワードを入力します。
共有ブックの保護を解除する
パスワードが設定されている保護を解除すると、ブックの共有も解除されます。これにより、ブックと他のユーザーとの接続が切断され、変更履歴も消去されます。パスワードが設定されていない場合は、保護を解除してもブックは共有されたままとなります。
- 保護されたブックを開きます。
- [ツール] メニューの [保護] をポイントし、[共有ブックの保護解除] をクリックします。
- パスワードを入力するダイアログ ボックスが表示された場合は、ブックのパスワードを入力します。
- 保護を解除した場合に他のユーザーに与える影響について確認するメッセージが表示されたら、[はい] をクリックします。
INDEX
- Microsoft Office Excel 2003
- インターネットとセキュリティ
- セキュリティ
- Excelでセキュリティ対策をするには
- セキュリティレベルを設定するには
- マクロウイルスって何?
- 「マクロが使用できません」と表示される
- デジタル署名って何?
- マクロが含まれているブックファイルを開いたときにマクロに関する警告が表示されない
- マクロを含まないブックファイルに対して警告が表示されるのはなぜ?
- マクロが含まれたテンプレートを開いたり、アドインを読み込む際にマクロに関する警告を表示させたい
- マクロを無効にできない
- 作成者の証明書をファイルにつけたい
- “作成元が認証されていない”と表示される
- 信頼できない発行元をリストのエントリから削除したい
- ファイルにつけたデジタル署名を削除したい
- 望ましいパスワードって何?
- パスワードがわからなくてファイルを開けない
- ファイルにパスワードを設定したい
- 読み取りパスワードが解除できない
- ファイルを開くたびに、ウイルススキャンプログラムからウイルスを削除したというメッセージが表示される
- ネットワーク上のマクロを含むExcelのファイルを保存することができない
- 個人情報を削除したい
- セキュリティ
- インターネットとセキュリティ
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