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Microsoft Office全般(Excel/Word/PowerPoint/Access/Outlook/OneNote)の使用方法を解説。

絶対参照と相対参照について

VLOOKUP関数の利用 (2)
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通常、数式コピーした場合、コピーした方向にセル参照範囲が相対的にずれていきます。これを固定するには、絶対参照する必要があります。

はじめに

絶対参照とは、参照する範囲を固定します。相対参照は参照する範囲は固定しませんね。

もし、VLOOKUP関数で参照する範囲を固定せずに、商品名の欄をすべて数式コピーするとどうなるのでしょうか?

相対参照では参照範囲から外れてしまう場合がある

B9にコピーされた場合、セルの数式は、

=IF(A10="","",VLOOKUP(商品コード!A3:C8,2,0)

となり、参照する範囲が相対して下にずれます。

つまり、商品コード1001を入力した場合は、参照範囲から外れてしまうので、「#N/A」というエラー値が返されてしまうのです。「そんなんリストにないよー!」という意味のエラーですね。

このエラーを防ぐには、数式コピーする前にF4キーを利用する必要があります。

行または列を固定するには

行番号の前に$がつくと行固定、列番号の前に$がつくと列固定になります。

F4キーを1回押すと、行列固定、2回目は行固定、3回目は列固定、そしてもう一度F4キーを押すと解除になります。

  A3:C8
   ↓F4キー
$A$3:$C$8
  ↓F4キー
 A$3:C$8
   ↓F4キー
 A3:C8
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