www.wanichan.com

Microsoft Office全般(Excel/Word/PowerPoint/Access/Outlook/OneNote)の使用方法を解説。

Outlook 2013の新機能

Outlookの概要と画面構成
公開:2013/01/30 22:04:22
最終更新:2023/11/18 13:39:10
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Outlook 2013はOutlook 2010とは外観が全然違いますが、基本的に同じです。IMAPメールアカウントの同期範囲を決めることができたり、メールに返信時に新しいウィンドウではなく作業ウィンドウ内で編集できるようになりました。以前のバージョンと見た目が大きく変わった点をピックアップしてみます。

未読のアイテムがすぐにわかる

受信トレイを開くと、未読のメールのアイテム一覧の左側に青帯がついてハイライトするようになっています。Outlook 2010までは[お気に入り]欄に[未読のメール]がリストされましたが、検索フォルダーの下に[すべて]と[未読]のいずれかに切り替えることができます。起動直後は[すべて]が選択されるため、[未読]をクリックすると、そのアイテム一覧が表示されます。

また、Windows 8の仕様なのかわかりませんが、新着アラートは画面の右上に表示されます(Windows 7のPCにOffice 2013入れたことがないので…そのうちに検証します)。

画面切り替え

画面の左下には[メール][連絡先][予定表][タスク]など画面切り替えがついています。この順序は使いやすいように変更することができます。ちなみに上の図は順番変えてます。

[予定表]にポイントすると、ポップアップ表示される

メール返信等においては作業中のウィンドウ内で作業

メールに返信する場合、新しいウィンドウではなく作業ウィンドウ内でメッセージを書くというスタイルになります。従来のように新しいウィンドウで作業することも可能です。

[応答]をクリック
↓
[返信]をクリック
↓
同じウィンドウ内で返信メッセージ入力できる

関連記事

Exchange ActiveSyncサービスの利用

もし、Hotmailやlive.jpメールアカウントを持っていたら、そのメールアカウントを追加すると、Exchange ActiveSyncサービスによって、メールだけではなく、予定表、連絡先も同期することができます。すべてそのメールアカウントに情報を集約することで、いつでもどこでも、どの端末からでも同じ情報を見ることができるのでお勧めです。私も今回、live.jpアカウントに情報を集約させて、スマホと同期しています。

関連記事

天気予報バー

Outlook 2013から予定表モジュールの予定表には今日から最大3日間の気象情報が表示できるようになりました。Outlook 2013 をインストールした後、初めて起動したときに表示される気象情報は、インストールした Outlook のマーケット バージョンに既定で設定されている都市の天候(日本語版では「東京都 東京」)です。

天気予報バーについては『予定表に天気予報を表示するには』を参照してください。

その他の新機能

そのほかにOutlook 2013で追加や変更された機能は以下の通りです。
詳しくは、Microsoft Technetライブラリの Outlook の新機能 をご覧ください。

  • 添付ファイル通知
    Outlook 2013から電子メール メッセージを送信する前に、メッセージにファイルの添付漏れがないかどうかを調べてユーザーに通知する機能が追加されました。Outlook 2013 の添付ファイル通知をオフにするには、[添付ファイル通知]ダイアログ ボックスで [今後このメッセージを表示しない]を選択するか、[ファイル]タブを開き[オプション]をクリックして[Outlookのオプション]ダイアログボックスの[メール]を選択し、[メッセージの送信]で[送信するメッセージにファイルが添付されていない場合は警告する]のチェックをオフにします。
  • アドインの復元
    Outlook の回復性を高めるために、Outlook 2013 では、Outlook のパフォーマンス、回復性、または信頼性に悪影響を及ぼすアドインは既定で無効になります。これらのアドインを表示して再度有効にするには、Outlook 2013 で [ファイル]タブを開き、[オプション]をクリックしてOutlookのオプションダイアログボックスを表示し、[アドイン]を選択して管理のプルダウンより[使用できないアイテム]を選択し[設定]ボタンをクリックして無効になっているアドインにチェックを付けます。
  • Exchange キャッシュ モードの強化
    同期スライダーと Exchange ファスト アクセスの 2 つは、Exchange キャッシュ モードの新機能です。これらの機能は Exchange キャッシュ モードを有効にすると、既定で有効になります。
  • IMAP の強化
    Outlook 2013では、IMAP ネットワーク操作は、現在使用している画面上ではなく、バックグラウンドで発生します。Outlook が開いた後、IMAP ユーザーは受信トレイにある既存の電子メールをすばやく表示できます。これは Exchange キャッシュ モードを使用するユーザーと同様です。また、別の IMAP フォルダーを選択して表示する場合も、Exchange キャッシュ モードを使用するユーザーと同様に、既存の電子メールをすばやく表示できます。 Outlook 2013では、IMAP 電子メール メッセージを受信すると、IMAP ユーザーに通知されます。また、ユーザーが IMAP をプライマリ アカウントとして作成すると、Exchange アカウントが表示される場合とほとんど同様に、IMAP アカウント フォルダーが表示されます。Outlook 2013では、Outlook データ ファイル用の専用ノードは作成されません。ローミングしない特殊な Outlook フォルダー (予定表、連絡先、タスク、メモなど) については、フォルダー名の横に [このコンピューターのみ]と表示されます。
  • Outlook データ ファイル (.ost) の圧縮
    Outlook 2013 をインストールすると、既定で、新しい圧縮版の Outlook データ ファイル (.ost) が作成されます。この新しい圧縮版の .ost は、以前のバージョンの Outlook で作成された .ost ファイルよりもサイズが最大 40% 小さくなります。
  • People ハブ
    People ハブは、Outlook 2013の連絡先で使用する新しい既定のビューです。People ハブにはユーザーの Outlook プロファイルの連絡先が表示され、Facebook等のソーシャル ネットワークから連絡先を取り込むこともできます。また、同一人物に関する複数の連絡先からの情報を連絡先カードの単一のビューにまとめることもできます。一般的な連絡先情報に加えて、ユーザーは、自分が特定のソーシャル ネットワークで特定の相手と友人になっている場合や、自分のパブリック ソーシャル ネットワークが更新された場合に、自分が参加しているソーシャル ネットワークからその相手のソーシャル ネットワークの更新情報を表示することもできます。
  • パフォーマンスの強化
    Outlook 2013は、Outlook 2010 よりも迅速に起動および終了します。Outlook 2013のパフォーマンス全体が、以前のバージョンの Outlook よりも向上しました。
スポンサーリンク
INDEX
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

※技術的な質問はMicrosoftコミュニティで聞いてください!

▲このページのトップへ