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ページにRSSフィードを追加できない場合の対処方法

最終更新日:2012/6/7 19:22:48
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概要

ページにRSSフィードを追加する機能が正常に働かない場合の対処方法について解説します。

原因

Expression Webのヘルプによれば、

ページに RSS フィードを追加するには、まず、リモート XML ファイルとしてリモート フィードをデータ ソース ライブラリに追加し、次に、ページに表示するフィールドを追加します。他の XML データ ソースと同様に、RSS フィードをページに追加すると、データ ビューが作成されます。

と記述されていますが、実際は、リモートXMLファイルとしてリモートフィードをデータソースライブラリに追加することはできません。

Expression Webヘルプが完成した後、RSSフィード追加機能がExpression Webから削除されました。よって、このExpression Web ヘルプの内容は、ドキュメントバグです。

アップデート資料については、英語サイトのMicrosoft Expression Webサイトにドキュメントが掲載されています。
http://www.microsoft.com/expression/kc/tutorial.aspx?family=web&key=howaddrssfeedspage

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対処方法

インターネット上にあるXMLファイルをデータソースライブラリに追加できませんので、一旦、作業中のローカルディスクに保存し、そのファイルを作業中のWebサイトにインポートした後、そのファイルを使ってRSSフィードを追加し、最後にRSSのソースのURLを置換します。

データソースライブラリにXMLファイルを追加する

  1. RSSフィードのソース元であるインターネット上のXMLファイルを、作業中のWebページに保存します。
  2. [作業ウィンドウ]→[データソースライブラリ]をクリックし、データソースライブラリ作業ウィンドウを表示します。
  3. データソースライブラリ作業ウィンドウにローカルに保存したXMLファイルが存在しない場合は、[XML ファイルの追加]リンクをクリックします。

    データ ソースのプロパティダイアログボックスの[参照]ボタンをクリックします。
    データ ソースのプロパティ
  4. ローカルに保存したXMLファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックします。
    ファイルを開く
  5. 'ファイル名' をデータソースとして使用するには、Webサイトにインポートする必要があります。今すぐインポートしてもよろしいですか? のメッセージで[OK]ボタンをクリックします。
    (ファイル名) をデータ ソースとして使用するには、Webサイトにインポートする必要があります。今すぐインポートしてもよろしいですか?
  6. [インポート]ダイアログボックスが表示されました。そのまま[OK]ボタンをクリックします。
  7. データソースライブラリにXMLファイルが追加されました。

XMLデーターソースの表示

  1. データソースライブラリのXMLファイルをクリックし、[データの表示]をクリックします。
  2. データソースの詳細が表示されました。

フィールドを挿入・カスタマイズ

フィールドを挿入するには、XMLデータの挿入を参考にして、単一アイテムビューとして挿入してください。また、データビューのフィールドの追加または削除データビューのレイアウトの変更なども参考になるでしょう。

ブログ記事へのハイパーリンクを追加する

  1. 挿入したい場所にカーソルを移動します。
  2. ブログ記事のリンクアイテムを選択します。
  3. [選択したフィールドの挿入]ボタンをクリックし、[書式付き]→[ハイパーリンク]をクリックします。
  4. データビューでは、フィールドをリッチテキスト、画像、またはハイパーリンクとして設定できます。これらの形式オプションは、信頼できる環境のみ使用してください。続行しますか?の確認メッセージが表示されます。[はい]ボタンをクリックします。
  5. ハイパーリンクの編集ダイアログボックスが表示されます。表示文字列を変えたい場合は、
    上記の[表示文字列]ボックスの右側の[fx]ボタンをクリックします。
    ハイパーリンクの編集
  6. [その他のフィールド]ダイアログボックスで、[データの値を表示する]にチェックを付けると、値を確認することができます。選択して、[OK]ボタンをクリックします。
    その他のフィールド
  7. 設定が終わったら[OK]ボタンをクリックします。

コードビューに切り替えて、URLを置換する

最後に、コードビューに切り替えて、ブログのXMLファイルへのURLに置換します。

<div>
<!-- PlaceHolderPreview MSDataViewXMLSrc="file:///D:/wanichan/index.xml" MSDataViewXSLSrc="file:///D:/Temp/Temporary Internet Files/WebTempDir/index18.xsl" -->
<iframe onload="FP_xslview(this, /*url*/'file:///D:/wanichan/index.xml', /*url*/'file:///D:/Temp/Temporary Internet Files/WebTempDir/index18.xsl', 'サポートされていないブラウザです。Windows® Internet Explorer® 7、Microsoft Internet Explorer 6、または Mozilla Firefox 1.5 を使用してください。')" style="display: none">
</iframe></div>

この部分で、上記の場合、
file:///D:/wanichan/index.xml という部分を、実際のRSSフィードのXMLファイルのURL、
http://frontpage.seesaa.net/index.rdf に置換します。

その後、XSLファイルもサーバーにUPして、URLを書き換えます。

もっと簡単にRSSフィードをWebページに追加するには

以下の方法を行うことによって、簡単にRSSフィードをWebページに追加することができます。

  1. 購読したいRSSフィードのリンクをコピー
  2. Expression Webの貼り付けたいWebページのデザインビューにCtrl+Vで貼り付け

すると、複数アイテムビューでRSSフィードの情報が貼り付けられます。
書式付のフィールドにしたい場合は、あとで編集しておいてください。

ただし! サイトを開いていない状態では、データビューとして貼り付けられず、URLのコピーになってしまいますので注意してください。フォルダ一覧作業ウィンドウにフォルダのツリーが表示されていない場合、[サイト]→[サイトの設定]がアクティブでない場合は、サイトを開いていない状態になるので、必ず、[ファイル]→[サイトを開く]をクリックし、任意のWebサイトを開いてから再度試みてください。

備考

Expression Web 4であれば、TwitterやRSSフィードをWebページに挿入できるAddFeedアドインを使うことで簡単に実現可能です。古いバージョンのExpression Webを使用されている方は、ぜひフリーソフトになったExpression Web 4の導入を検討してください。

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