IE8の互換機能に対応するには
Internet Explorer 8には、標準準拠と互換性を重視された機能が備わっています。そこで、IE8にも対応するためのExpression Webでの操作方法を紹介します。
概要
Internet Explorer 8が正式リリースされて、自分のページを見ると、アドレスバーの横に壊れたアイコン
が表示されてしまって困ったことはありませんか？
これを防ぐには、以下のコードをWebページに挿入する必要があります。
<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=EmulateIE7" />
そのまま適切な場所に上記のコードを挿入すればOKですが、Expression Webでのメニューコマンドを使った操作方法を紹介します。
対処方法
編集中のWebページに上記のタグを挿入する方法
- ［ファイル］→［プロパティ］を選択するか、デザインビュー内で右クリックして［ページのプロパティ］を選択します。
- ［ページのプロパティ］ダイアログボックスの［ユーザー設定］タブを開きます。
- ［システム変数 (HTTP-EQUIV)］の［追加］ボタンをクリックします。
- システムメタ変数の名前と値にそれぞれ入力して、［OK］ボタンをクリックします。
- 名前：
X-UA-Compatible
- 値：
IE=EmulateIE7
- 名前：
- 以下のメッセージが表示されますが、構わずに［OK］ボタンをクリックします。
- ページのプロパティダイアログボックスを［OK］ボタンで閉じます。
すべてのWebページに上記のタグを一括挿入する方法
前項で紹介した方法で一つずつ処理していくのは大変非効率なので、検索と置換機能を利用して一括処理するとよいでしょう。
- ［編集］→［置換］を選択するか、Ctrl+Hキーを押します。
- 検索と置換ダイアログボックスで、以下のように設定します。
- 検索対象
- すべてのページ
- 詳細設定
- ソースコード内を検索する にチェック
- 検索する文字列
-
<head>
- 置換後の文字列
-
<head> <meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=EmulateIE7" />
- ［すべて置換］ボタンをクリックします。
- 元に戻せないというメッセージが表示されるので、本当によかったら［はい］ボタンをクリックします。
スポンサーリンク
INDEX
問題は解決しましたか？
操作方法、設定方法等で困ったら、 Expression Web Users Forum に投稿してください！