ワードアートやオートシェイプの利用上の注意
VMLの特性を知る
ワードアートやオートシェイプも、テキストボックスと同様にVML (Vector Markup Language) を使っています。
VMLはある程度の最新のブラウザやOSでなければ対応してくれません。文字化けしちゃったり、きれいに表示できなかったりしますのであまりオススメはしません。
特に、ワードアートにハイパーリンクを作成する場合、それがフレームページであればうまくリンク先に表示されません。
これはVMLの特性による仕様です。
「ファイル名.files」はフォルダ一覧作業ウィンドウに表示されない
また、ワードアート、オートシェイプなどの図形描画ツールを使うと、フォルダ一覧には表示されない謎の「ファイル名.files」フォルダが自動生成されます。「ファイル名.files」というフォルダ形式では対応していないホームページサーバー（ジオシティーズ等）がありますので、使わないほうが無難です。
ダウンレベルイメージファイルを無効にするには
ダウンレベルイメージファイルを無効にする手もあります。ただし、このダウンレベルイメージファイルを無効にすると、VMLに対応したブラウザでないとうまく表示されませんので注意してください。
[ツール]→[ページのオプション]をクリックします。
FrontPage 2003の場合
「作成」タブをクリックして、「ダウンレベルイメージファイル」のチェックをはずしてください。
FrontPage 2002の場合
[互換性]タブ内にある「ダウンレベルイメージファイル」のチェックを外します。
ダウンレベルイメージファイルを生成しないように設定すると、VMLに対応していないブラウザはOffice描画オブジェクトが表示されないという諸刃の剣（笑）、 素人にはオススメできません。
しかし、たとえジオシティーズで「ファイル名.files」フォルダが転送できなくても、たいていのブラウザでは表示することができます。
なぜなら、ほとんどのブラウザはVMLをサポートしており、「.files」がついたフォルダがなくてもちゃんと表示してくれるからです。
以下FrontPageのヘルプよりコピペです。
ダウンレベルイメージファイル
VML をサポートしていない Web ブラウザで表示するための GIF 形式ファイルを自動的に作成します。指定した VML グラフィックに対してのみダウンレベル イメージ ファイルを作成するには、このチェック ボックスをオフにします。このオプションは、[VML グラフィック (Office 描画オブジェクト)] チェック ボックスをオンにした場合にだけ利用できます。
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