テキストやHTMLを一括置換したい
検索と置換のバージョン別機能比較
私はFrontPage 2000から使っていますが、それぞれのバージョンによってサポートされている機能が異なります。以下、各バージョンの違いについて説明します。
FrontPage 2000
- 検索対象：作業中のページ、Web全体の2通り
- 1行単位で検索条件を指定する
FrontPage 2002
- 検索対象： 作業中のページ、選択したページ（フォルダ）、Web全体の3通り
- 1行単位で検索条件を指定する
FrontPage 2003
- 検索対象： 作業中のページ、選択したページ（フォルダ）、Webサイト全体の3通り
- 複数行単位で検索条件を指定できる
- タグの置換や正規表現も可能
- HTMLのルールを使って、ある条件をつけることが可能
つまり、FrontPage 2003が一番買い！ですね。
刺客（？）であるDreamweaverでは、選択した複数のHTMLファイルを検索対象として設定できず、一つのファイルまたはフォルダ単位で検索できるようです。この点はFrontPage 2003の方がより細かく設定ができて便利かもしれません。
FrontPage 2003については、別途すでに「FrontPage 2003でホームページ作成（上級編）」で解説していますので、ここでの解説は割愛させていただきます(笑)
FrontPage 2000の場合
- 編集対象とするファイルを開きます。
作業中のページのHTMLを検索したい場合は、HTMLビューに切り替えます。 - [検索]→[置換]をクリックします。
- 検索する文字列、置換後の文字列にHTMLタグを入力しておきます。
- 検索対象は「すべてのページ」または「作業中のページ」を選択します。
- [すべて置換]ボタンをクリックします。
FrontPage 2002の場合
まず、フォルダ一覧で修正したいファイルを選択します。複数選択でも全然OKです。
その後、メニューバーより[編集]→[置換]をクリックします。
検索する文字列、置換後の文字列にHTMLタグを入力しておきます。
検索対象は、「選択したページ」、「HTMLビューで検索」にチェックを入れ、[すべて置換]ボタンをクリックします。
すると、このようなメッセージボックスが表示されます。
思い切って[はい]ボタンをクリックします。
しばらくすると、このような結果が表示されました。
問題は解決しましたか？
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2012年12月21日（日本時間）をもって、Expression Web 4はフリーソフトになりました。FrontPageユーザーの方もダウンロードして使ってみてください。 なお、Expression Web 4すでに購入された方も、問題が修正された無料版にアップグレードすることをお勧めします。
