ピボットテーブルを作成するには
ピボットテーブルの作成と修正
最終更新日時:2023/04/03 16:29:21
複雑なデータをピボットテーブルに簡単に配置し、集計するには、表内のセルを選択して[データ]メニューの[ピボットテーブルで集計]を選択するか、[挿入]タブの[テーブル]グループの[ピボットテーブル]をクリックして、分析するデータとピボットテーブルの作成先を指定し、[ピボットテーブルのフィールド]ウィンドウにてエリア間でフィールド名をドラッグしていきます。
はじめに
大量のレポートデータをさまざまな角度から集計したり分析したりするには、ピボットテーブルを利用するとよいでしょう。サンプルファイルには、2015年の売上データが含まれています。それぞれ、商品カテゴリに分類されて、日付、デバイス、商品名、単価や数量、そして売上金額などが含まれています。
ピボットテーブルの各要素の名称は次の通りです。
- レポートフィルターエリア
このエリアに配置される項目からデータを絞り込んで集計します。 - 行ラベルエリア
このエリアに配置される項目のデータを行単位で表示します。 - 列ラベルエリア
このエリアに配置される項目のデータを列単位で表示します。 - 値エリア
このエリアに配置される項目のデータを集計します。
ここでは、以下のピボットテーブルを作成してみましょう。
分析するデータ | セル範囲【A1:J298】 |
---|---|
配置する場所 | 新規ワークシート |
行ラベルエリア | カテゴリー |
列ラベルエリア | 日付 |
値ラベルエリア | 売上高 |
レポートフィルターエリア | デバイス |
ピボットテーブルの作成
- セル範囲内にカーソルを移動して、[挿入]タブを開き、[テーブル]グループの[ピボットテーブル]をクリックします。
- [ピボットテーブルの作成]ダイアログボックスの[分析するデータを選択してください]より[テーブルまたは範囲を選択]を選択します。
- [テーブル/範囲]には[テーブル2]と表示されていることを確認します。
- [ピボットテーブルレポートを配置する場所を選択してください]より[新規ワークシート]を選択して[OK]ボタンをクリックします。
- [ピボットテーブルのフィールド]作業ウィンドウの[フィールド名]一覧より[売上高]のチェックを付けると[値]ボックスに登録されます。もしくは[値]ボックスにドラッグします。
- [フィールド名]一覧から[カテゴリー]を[行]のボックスにドラッグします。
- [日付]を[列]のボックスにドラッグします。
- [デバイス]を[フィルター]のボックスにドラッグします。
- [売上高]を[値]のボックスにドラッグします。
- [デバイス]を[フィルター]のボックスにドラッグします。
※執筆環境:Microsoft Excel for Mac バージョン 16.43
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INDEX
- Microsoft Excel 2019 for Mac
- Chapter 9 高度な機能を使用したグラフやテーブルの管理
- ピボットテーブルの作成と修正
- ピボットテーブルを作成するには
- ピボットテーブルのフィールドをグループ化するには
- ピボットテーブルのデータの集計方法を変更するには
- ピボットテーブルのデータを絞り込むには
- ピボットテーブルの詳細データを表示するには
- ピボットテーブルのレポートフィルターページを表示するには
- ピボットテーブルの値エリアの表示形式を設定するには
- ピボットテーブルのフィールドを展開するには
- スライサーを使ってピボットテーブルの集計対象を絞り込むには
- ピボットテーブルをクリアするには
- ピボットテーブルの結果だけをコピーするには
- ピボットテーブルをブック内の別の位置に移動するには
- ピボットテーブルで小計と合計の表示と非表示を切り替えるには
- ピボットテーブルのレポートのレイアウトを変更するには
- ピボットテーブルのアイテムの後ろに空白行を入れるには
- ピボットテーブルに縞模様(行)や縞模様(列)を適用するには
- ピボットテーブルのスタイルを設定するには
- ピボットテーブルの作成と修正
- Chapter 9 高度な機能を使用したグラフやテーブルの管理