クイックスターターを利用するには

はじめに

プレゼン資料を一から作るのは大変な作業ですよね。そんなときに便利なのがクイックスターター機能です。この機能を利用すると、候補から選択したトピックのアウトラインが自動的に作成されて、スライドのレイアウトやデザインも自動で行われます。クイックスターターはOffice 365サブスクライバー限定機能で、Windows版とMac版のPowerPoint 2016でサポートされています。

トピックを入力し、残すスライドを選択することで、自動的にアウトラインが生成されます。サポートされている地域と言語は、英語 (米国)、フランス語 (フランス)、イタリア語、ドイツ語 (ドイツ)、スペイン語 (スペイン)、および日本語 (日本)です。

クイックスターターによって生成されるスライドは以下の通りです。

• 足がかりとなるアウトライン
  1枚目のスライドです（非表示スライド）。トピックに関する重要事項がまとめられて、追加のトピックを調査できます。
• 調査対象の関連トピック
  2枚目のスライドです（非表示スライド）。アウトラインのキーとなるものが箇条書きで示されます。
• タイトルスライド
  プレゼンテーションの冒頭となるタイトルスライドです。
• 目次
  クイックスターターでの選択に基づいた目次がリストされます。
• テーマに基づいたそれぞれの個々のスライド
  スライドの下のノートには、それ以外の要点がある場合も含まれています。
• 結論のスライド
  調査に使用した情報のソースが記述された、出典や引用文献が記載された結論のスライドです。

クイックスターターを使ってみる

1. スタート画面の［新規］から［クイックスターター］を選択して［作成］ボタンをクリックします。
   
2. クイックスターターへようこそ画面で［開始］ボタンをクリックします。
   
3. トピックを入力して検索します。
   
4. 一覧に表示されたらどれかを選択します。
   
5. トピックに基づいて選択されたいくつかのテンプレートが表示されます。使用するテンプレートにチェックをつけて［次へ］ボタンをクリックします。
   
6. スライドの体裁を選択して［作成］ボタンをクリックします。
   
7. しばらく以下の画面になります。
   
8. クイックスターターによって、プレゼンテーションの足がかりとなるアウトラインが作成されました。
   

※執筆環境：Microsoft PowerPoint for Mac バージョン 16.11.1

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