共同編集時の名前表示(プレゼンスフラグ)の仕様について
以前のバージョンの Word for Mac には、共同編集時に表示されるプレゼンスフラグにユーザー名を表示する設定がありましたが、現在の Microsoft 365 ではこの設定は廃止されています。
プレゼンスフラグとは
Word for Mac では、OneDrive や SharePoint 上の文書を複数人で同時に編集している場合、他のユーザーが編集中の箇所に小さなフラグが表示されます。このフラグには、編集中のユーザー名が表示され、どの部分を誰が操作しているかを確認できます。
以前は「プレゼンス フラグに名前を表示」の設定が存在した
Word 2019 以前のバージョンでは、[Word 環境設定]→[全般]に「プレゼンス フラグに名前を表示」という設定があり、ユーザーがオン/オフを切り替えることができました。この設定をオフにすると、共同編集時の名前表示を非表示にすることが可能でした。

現在の Microsoft 365 for Mac では設定項目が廃止された
最新の Word for Microsoft 365 for Mac では、「プレゼンス フラグに名前を表示」の設定は廃止されています。[Word 環境設定]の[全般]や[表示]など、いずれの項目にもプレゼンスフラグに関する設定はありません。
そのため、共同編集時の名前表示はユーザーが手動でオン/オフを切り替えることはできず、Word が自動的に表示する仕様に統合されています。
現在の挙動:共同編集の名前表示は自動で行われる
最新バージョンでは、他のユーザーが文書内の特定の箇所を編集中の場合、その位置に自動的に名前付きのフラグが表示されます。この表示は無効化できません。
表示される条件は以下のとおりです。
- 文書が OneDrive または SharePoint 上に保存されている
- 共同編集が有効な状態
- 他のユーザーがオンラインで同じ文書を開いている
- 編集している箇所が選択されている
名前が表示されない場合のチェックポイント
プレゼンスフラグが表示されない場合は、設定ではなく環境要因が原因です。以下を確認してください。
- 文書が自分の Mac に保存になっていないか
- OneDrive / SharePoint の同期が停止していないか
- 他のユーザーが「閲覧モード」で開いていないか
- 他のユーザーがオフラインになっていないか
- 共同編集がサポートされていないファイル形式(.doc など)になっていないか
Windows 版との違い
Windows 版でも同様に、プレゼンスフラグのオン/オフ設定は廃止されています。現在は Mac / Windows ともに、共同編集の名前表示は自動化されており、ユーザーが設定を変更することはできません。
まとめ
「プレゼンス フラグに名前を表示」は、Word 2019 以前に存在した設定ですが、最新の Microsoft 365 for Mac では廃止され、共同編集時の名前表示は自動化されています。名前が表示されない場合は設定ではなく、保存場所や同期状態などの環境要因を確認する必要があります。
※執筆環境:Microsoft Word for Mac バージョン 16.110
- Word for Microsoft 365 for Mac
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Chapter 1 Wordの概要とカスタマイズ
- Word for Microsoft 365 for Macのカスタマイズ
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