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Microsoft Office全般(Excel/Word/PowerPoint/Access/Outlook/OneNote)の使用方法を解説。

条件に満たす数値の合計を求めるには

関数で条件付き論理を使用する
最終更新日時:2015/07/22 19:15:21
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範囲内の、検索条件に一致する数値の合計を求めるには、数学/三角関数、SUMIFを利用します。

概要

たとえば以下の表のように、製品別、部署別のデータで構成されている場合、一つ一つ選択して足し算をするのは至難の業ですよね。ましてや、製品のなかで扱わない部署があった場合は大変です。

ABCDE
1製品型番部署1月2月3月
2ABC-123東京303520
3大阪152015
4福岡101520
5ABC-456東京506550
6大阪455035
7福岡202015
8ABC-789東京303520
9大阪152015
10合計東京
11大阪
12福岡

そんなときは、SUMIF関数を利用するとよいでしょう。

SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)

この表では、他のセルに数式をコピーするために、絶対参照と複合参照の使い分けがポイントです。

範囲
下方向や右方向に数式コピーしても範囲を固定するのでF4キー1回押して絶対参照
検索条件
右方向に数式コピーしても列を固定したいのでF4キーを3回押して複合参照(列固定)
合計範囲
下方向に数式コピーしても行を固定したいのでF4キーを2回押して複合参照(行固定)

操作方法

  1. C10セルを選択して、[数式]タブを開き、[数学/三角]一覧からSUMIFを選択します。
  2. [関数の引数]ダイアログボックスで、[範囲]ボックスにはB1:E9を範囲選択し、F4キーを1度押して絶対参照にします。
  3. [検索条件]はB10を選択し、F4キーを3回押して複合参照の列固定にします。
  4. [合計範囲]はC1:C9を範囲選択し、F4キーを2回押して複合参照の行固定にして[OK]ボタンをクリックします。
  5. 数式を下方向にコピーします。
  6. 数式を右方向にコピーします。

C10セルの数式は以下の通りです。

=SUMIF($B$1:$E$9,$B10,C$1:C$9)
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