プレゼンテーションをブロードキャストするには

はじめに

Web上の誰とでも、相手がどこにいるのかを問わずにスライドショーを共有するには、PowerPoint 2010 ブロードキャストスライドショー機能を使用するとOKです。発表者は、まずリンク（URL）を参加者に送信して、この招待を受けた参加者は自分のブラウザーでスライドショーを同時に見ることができます。

スライドショーのURLは、電子メールを使用して送信できます。ブロードキャストサービスには、以下の2種類あります。

PowerPointブロードキャストサービス

Microsoftアカウントを持つユーザーならだれでも利用できるため、組織外の参加者にプレゼンテーションを行うのに適しています。

Microsoft Office Web Apps を用いたブロードキャストサービス

Microsoft Office Web Appsがインストールされているサーバーでホストされ、組織で提供されるブロードキャストサービスです。このサービスを使用するには、サイト管理者によってブロードキャストサイトが設定されている必要があるほか、参加メンバーがそのサイトにアクセスできる必要があります。

ただし、以下の注意点があります。

• 使用されるサービスによっては、ブロードキャストするスライドショーのファイルサイズが制限される場合あり
• すべての切り替えは、ブラウザー内でフェード切り替えとして表示
• オーディオ（サウンド、ナレーション）は、ブラウザー経由で参加者に送信されない
• プレゼンテーション中はスライドショーにインク注釈やマークアップを追加できない
• プレゼンテーション内に設定されたハイパーリンクに従って Web サイトにアクセスした場合、参加者には、元のプレゼンテーション内で最後に表示されたスライドしか表示されない
• プレゼンテーション内でビデオを再生しても、ブラウザーの視聴者にこのビデオは表示されない

PowerPointブロードキャストサービスでブロードキャストする

1. ［スライドショー］タブを開き、［スライドショーの開始］グループの［ブロードキャストスライドショー］を選択します。
   
2. ［ブロードキャスト スライドショー］ダイアログボックスが開くので、PowerPoint Broadcast Service が選択されていることを確認し［ブロードキャストの開始］ボタンをクリックします。
   
3. PowerPointによってブロードキャストのURLが生成されます。電子メールで送るには［電子メールで送信］をクリックします。
   
4. 新しいメッセージにブロードキャストのURLが代入されるので、宛先や件名などを編集して送信できます。
   

ブロードキャストを終了するには

1. ［ブロードキャストの終了］ボタンをクリックします。
   
2. 以下のメッセージが表示されるので［ブロードキャストの終了］ボタンをクリックします。
   

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