エクスプローラって何?
Windows 7以降では、タスクバーのInternet Explorerアイコンの右隣のフォルダーのアイコンがエクスプローラーとなります。従来のWindowsでは別々になっていたフォルダーシステムとエクスプローラーがすでに統合されたため、エクスプローラーだけの機能はありません。
はじめに
Windows 95/98のOSを使用しているパソコンでは、[スタート]ボタン→[プログラム]→[エクスプローラ]というものがあります。 Windows Meでは、[スタート]→[プログラム]→[アクセサリ]の中、Windows XPやVistaでは[スタート]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]の中にあります。
Windows 7以降では、タスクバーのInternet Explorerアイコンの右隣のフォルダーのアイコンがエクスプローラーとなります。従来のWindowsでは別々になっていたフォルダーシステムとエクスプローラーがすでに統合されたため、エクスプローラーだけの機能はありません。
この「エクスプローラ」とは一体なんでしょうか?
英和辞典によると、explorerとは、探検家、調査者、とあります。
パソコンの中身を探検しましょう、ということでしょうか?
エクスプローラーを操作してみよう
一度、エクスプローラを開いてみてください。すると、いろんなフォルダやファイルが収納されています。
Cドライブ内には、アプリケーションソフトを動かすための実行ファイル、Windowsの心臓部分である「Windows」フォルダ、システムファイル、ダイナミックリンクライブラリファイル、その他ユーザが編集して保存されたデータファイルなどなど、数多くの種類が収まっています。左側のフォルダー一覧ペインのそれぞれの項目はツリー状になっていて、展開したり折りたたんだりできます。
これらはまるで、体の中の解剖された姿と言っていいでしょう(たぶん(^^;)。
どこに頭があって、どこに神経が通っていて、どこに心臓があって、どこに手足があって・・・そういう感じです。
しかし、デスクトップ上やスタートメニュー等のアイコンと同じモノがエクスプローラにありますよね?
たとえば、Internet Explorerのアイコンは、エクスプローラでは
C:\Program Files\Internet Explorer\Iexplore.exe
つまり、Cドライブの中のProgram Filesフォルダの中のInternet Explorerの中にIexplore.exeというファイル、これがInternet Explorerの実行ファイルとなります。
ちなみに、新しいWindowsの場合は64ビット版OSなので、Internet Explorerの場所は以下の場所にあります。
C:\Program Files (x86)\Internet Explorer\iexplore.exe
一度、そのエクスプローラの中にあるiexplore.exeをダブルクリックしてください。
すると、Internet Explorerが起動します。
したがって、デスクトップ上のInternet Explorerのアイコンをダブルクリックすると、エクスプローラの中に収まっているIexplorer.exeが反応し、起動する仕組みとなっているのです。
Windows 8のスタート画面やタスクバーにあるInternet Explorerのアイコンは1回クリックするだけで起動できます。
自分が作ったファイル以外はいじらないで!
しかし! ここで注意しなければいけない点があります。
エクスプローラは、パソコンの中身をのぞいている状態ですので、変にProgram Filesの中身をいじったり、間違ってもWindowsフォルダの中をいじったりしないようにしてください。
勝手に体の構造を変えられてしまうことになりますので、動かなくなる恐れがあります。十分気をつけてください。「触らぬものにたたりなし」です。
これは明らかに自分で作ったデータファイルだと確信できるというものだけ、編集、削除などしてくださいね。
「え? どうして二つもあるの?」と疑問に感じていらっしゃる方が多いと思いますが、デスクトップ上やタスクバーのアイコンはボタンと同じような役目を果たしています。
炊飯器やビデオ・・・いろんな電化製品にはボタンがいくつもありますよね?
スイッチを押すとそのスイッチにつながっている部分が反応して、作動するのと同じ仕組みになっているのです。
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