2-1 マウスに触れてみよう
1. マウスって何?
マウスとは、表面に2つのボタンがついた、ねずみみたいな形をしたパソコンの入力装置です。
ねずみの形をしていることから「マウス」と呼ばれています。
机の上にすべらせることによって、下のボールが回転し、画面上のマウスポインタ (矢印の形をしたもの。場合によって形状がいろんな形に変化します)が動くようになります。マウスを滑らせることによってポインタを画面上の操作したい場所に移動します。そてして、目的の場所まで移動できたら、表面にある左右のボタンを使って操作します。
また、机の上に滑らせながらボタンを押し続けることによって、画面上の範囲を指定したり、サイズ変更できたりします。
2. マウスの種類
マウスにはいろんなタイプがあります。
ボール式マウス
ボール式マウスとは、マウスを動かすと裏面についているボールが回転し、画面上のマウスポインタ が動く仕組みになっています。ボール式マウスを使うときは、平らな机の上で操作をしましょう。
ボール式マウスは使っていくとボールを転がすローラーにゴミが付着していくため、定期的に掃除する必要があります。
光学式マウス
裏にボールではなく発光器と受光器を持ち、光学的に移動方向や移動速度を読み取るタイプのものです。別名「オプティカルマウス」と呼ばれています。マウスの裏面から光を発し、光の反射によって画面上のマウスポインタ が動く仕組みになっています。ボール式マウスとは異なり、平らではない場所でも操作が可能で、定期的な掃除も不要です。
タッチパッド
ノートパソコンによく使われているタイプのものです。平面の操作面を指でなぞって画面上のマウスポインタ を動かします。操作面のほかに、2つのボタンがあります。
- 操作面:指でなぞることによってマウスポインタを動かします。また、その上をポンと叩くと、クリックと同じ効果になり、素早く2回叩くとダブルクリックになります。
- 左のボタン:クリックと同じ働きをします。
- 右のボタン:右クリックと同じ働きをします。
トラックボールマウス
トラックボール マウスは、ボール式マウスの表と裏を逆にした形で、マウスの上部のボールを動かすと、画面上のマウスポインタ が動く仕組みになっています。マウス自体を動かす必要がないため、狭い場所でも操作が可能です。また、一部のノートパソコンにもキーボードの手前にトラックボールマウスが採用されている場合もあります。
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