LANとWANの違い
LANは同じ建物内のネットワーク
LAN(ラン)とは、Local Area Network(ローカルエリアネットワーク)の頭文字をとったものです。英語が苦手な方もいらっしゃるかと思いますので、横文字でなく、縦文字で(笑)説明させていただきますと、地元の地域の仲間ということになります。
LANというのは、インターネットというでっかいグループではなく、地域限定型のグループに属します。
物理的に線でつなぐことができる範囲で実現されます(100メートル以内につなげられる状態ならいいかも)。
グループになれば、LANになります。2台以上のパソコンがお互いにつながっていれば、立派なLANになります。
さらに、LANケーブルで複数のパソコンとつながっている状態をピアツーピアと言って、すべてのパソコンが同じ立場にあります。つまり、その中に身分の差はありません。みんな同じレベルです。
最近では家族全員パソコンを利用してインターネットを利用しているケースが増えてきていますね。それらのパソコンをLANでつなげて共有できるように設定することによって、インターネットだけではなく、お互いにデータのやりとりができるようになります。
WANは遠く離れた場所とつながったネットワーク
たとえば、同じ会社でも東京と大阪に拠点があった場合、東京と大阪をつなげたい場合があると思います。これを物理的にケーブルでつなぐのはかなり大変ですよね。そこで、会社内の東京と大阪がつなげるには、電話回線または専用回線などを使います。これによってつながったネットワークを Wide Area Network(ワイドエリアネットワーク)、それぞれの頭文字を取ってWANともいいます。
インターネットもWAN(ワン)のひとつです。世界中のコンピュータ同士がクモの巣のようにつながった大きなネットワークになります。
遠隔操作でエアコンや炊飯器などのスイッチを入れたり消したりするシステムもWANで成り立っています。
インターネットにつながっていれば、たとえアメリカにいても、日本の友人にメールを瞬時に送れます。国際電話よりも安いですね。また、Skypeなどを使って無料でインターネットを使って電話ができたりします。つまり、インターネットにつながったパソコンであれば、どこからでも利用することができるということになります。
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