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ダイナミックWebテンプレートの概要

ダイナミックWebテンプレートって何?

ダイナミックテンプレートはFrontPage 2003からの新機能です。FrontPage 2002バージョンまで「今日誘惑」・・・じゃなかった(笑)「共有枠」機能がありましたが、これは自由度がいまひとつでした。
そこで、編集できる領域を自由に設定出来るようにしたのが、ダイナミックWebテンプレートです。

あ、FrontPage 2003から共有枠の機能がなくなったわけじゃないです。
ダイナミックWebテンプレートで間に合うんじゃないの? ってな感じで、初期設定では共有枠の機能は無効になっています。
有効にすることもできますんで(^^;
(有効にするには・・・[ツール]→[ページのオプション]をクリックして[作成]タブ内の「共有枠」のチェックをつけといてください)

・・・でもでも、共有枠よりダイナミックWebテンプレートの方がおいしいですよ。

私は、ダイナミックWebテンプレートを愛用しています。
このページを作成してから何度もデザイン変えまくっていますが(笑)、ダイナミックWebテンプレートをいじれば、そのダイナミックWebテンプレートに適用されたWebページがすべて反映されますんで、すんごく便利です。

以下、マイクロソフト公式サイトよりコピペです(っておい)

ダイナミック Web テンプレートとは、Web ページを作成するための HTML ベースのマスタ コピーです。ダイナミック Web テンプレートには、設定や書式のほかに、テキスト、グラフィック、ページ レイアウト、スタイル、Web ページの変更可能な領域などのページ要素を含めることができます。 ダイナミック Web テンプレートを Web サイトの各ページに適用すると、そのテンプレートをそれらのページの共通のレイアウトとして使用できます。

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どんなことができるの?

例えば、複数人共同作業でホムペを作っているとき、基本的なレイアウトが崩れてしまうとダメですよね。それを制御するためにはダイナミックWebテンプレートを使うといいです。

ダイナミックWebテンプレートが適用されたWebページにおいては、編集可能な領域にだけ誰でも書き換えたり追加できるようにして、それ以外の部分(つまり基本的な全体レイアウト)については編集を禁止することができるんです。

ページのレイアウトとテンプレートそのものが保護されて、もしダイナミックWebテンプレートの内容を更新すると、適用先のWebページも同時に更新されます。

ダイナミックWebテンプレートは結構自由度が高く、いくつでも使うことができ、必要な数だけ適用することができます。保存する制限もありません。
なお、ダイナミックWebテンプレートの拡張子は「.dwt」です。これをホームページサーバーにUPする必要はありません(笑)

何と言っても、レイアウトだけじゃなくて、画像をはじめ、予め外部JSファイルとかスタイルシート(CSS)ファイルへのリンクを設定したダイナミックWebテンプレートを作成することができるというのがおいしいです。
共有枠ではそれができませんでしたよね(たぶん)。

余談ですが、FrontPage 2003で作成されたダイナミックWebテンプレートは、Dreamweaverとの互換性があります。つまり、FrontPage 2003で作成されたダイナミックWebテンプレートが適用されたWebページをDreamweaverで開くと、編集可能領域のみ編集可能になります。
しかし、逆パターン、すなわち、Dreamweaverで作成されたダイナミックWebテンプレートが適用されたWebページの場合、FrontPage 2003では正常動作しません。どこでも編集可能になってしまいます。
FrontPageユーザーとDreamweaverユーザーが混合したWeb制作チームな環境の場合、FrontPageでダイナミックWebテンプレートを作成し、共有していきましょう( ̄ー ̄)

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編集可能な領域について教えて

ダイナミックWebテンプレートが適用されたWebページを開いてみましょう。

これは「ワニchanのぶっくわーるど」のトップページです。
オレンジ色に囲まれた領域が編集可能領域で、その枠外にマウスポインタを移動すると
下の図のように編集禁止マークに変化します。
ダイナミックWebテンプレートが適用されたWebページの編集画面

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ダイナミックWebテンプレートを利用するための手順について

ダイナミックWebテンプレートを利用する手順というのがあります。
次ページからステップアップ形式で解説していきますんで、よろしくです。

  1. とりあえず、大体のレイアウトやデザイン、ついでに外部JSやCSSファイルがあればそれもぜーんぶ設定した上でダイナミックWebテンプレート形式で保存する
  2. 編集可能な領域を設定して上書き保存する
  3. 新規WebページにダイナミックWebテンプレートを適用する

以上、3ステップです。この流れをとりあえずおさえておいてくださいね!

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