禁則処理の設定を行うには
文字体裁の設定
最終更新日時:2024/10/24 21:08:39
句読点が行の末尾に来るときにその前の文字から自動改行されるのを防ぐには、Word 2019 for Macでは[フォーマット]メニューの[段落]をクリックし、[段落]ダイアログボックスの[体裁]タブを選択して、禁則処理の設定をOFFにします。
はじめに
既定では、禁則処理を行うように設定がされています。禁則処理とは、句読点や閉じ括弧などが行頭にきたり、開き括弧などが行末にこないようにする機能のことです。
- 行頭禁則文字
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- 行末禁則文字
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ちなみに、行頭禁則文字または行末禁則文字の設定を変更するには、[段落]ダイアログボックスの[体裁]タブを開き、[文字幅と間隔]オプションの下の[オプション]ボタンをクリックして、[禁則文字]グループから[ユーザー定義]を選択し、文字を追加または削除します。

ここでは、部分的に禁則処理を解除する方法について説明します。
操作方法
- 禁則処理を無効にしたい段落内にカーソルを移動します。
- [フォーマット]メニューの[段落]をクリックします。
- [段落]ダイアログボックスの[体裁]タブを選択します。
- [禁則処理を行う]のチェックを外して、[OK]ボタンをクリックします。
- 選択した段落の禁則処理が解除されました。
※執筆環境:Microsoft Word for Mac バージョン 16.24
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