クイック操作を作成するには
クイック操作の作成と管理
最終更新日時:2016/04/20 23:34:56
Outlook 2016のクイック操作で利用できるコマンドは、ほかにも「フラグを設定して移動」「新しい電子メール」「転送」「新しい会議」などがあります。新しいクイック操作を作成するには、[クイック操作]グループの[新規作成]をクリックして、目的のコマンドを設定します。
はじめに
クイック操作で利用できるコマンドは他にもあります。ただし、分類の機能はIMAPのメールボックスでは利用できません。
[クイック操作]グループの[その他のコマンド]-[新しいクイック操作]から簡単に作成できるクイック操作は以下の通りです。
クイック操作 | 説明 | POP3 | EAS | IMAP |
---|---|---|---|---|
フォルダーへ移動 | 選択した電子メールを指定したフォルダーへ移動します。 | ○ | ○ | ○ |
分類して移動 | 選択した電子メールを分類して指定したフォルダーへ移動します。 | ○ | ○ | × |
フラグを設定して移動 | 選択した電子メールにフラグを付けて、指定したフォルダーへ移動します。 | ○ | ○ | ○ |
新しい電子メール: | 特定の宛先の新しい電子メールを作成します。 | ○ | ○ | ○ |
転送 | 選択した電子メールを転送します。 | ○ | ○ | ○ |
新しい会議 | 新しい会議を作成します。 | ○ | ○ | ○ |
また、ユーザー設定では、以下のクイック操作を作成できます。
- 整理
- フォルダーへ移動
- フォルダーへコピー
- メッセージの削除
- メッセージを完全に削除
- 状態の変更
- 開封済みにする
- 未開封にする
- 分類、タスク、フラグ
- メッセージを分類(IMAPを除く)
- 分類のクリア(IMAPを除く)
- メッセージにフラグを設定
- メッセージのフラグをクリア
- 進捗状況を完了にする(IMAPを除く)
- 添付ファイルを追加したタスクを作成
- メッセージテキストを追加したタスクを作成
- 返信
- メッセージの作成
- 転送
- 返信
- 全員に返信
- 会議出席依頼を返信
- メッセージを添付ファイルとして転送
- 予定
- 新しい会議
- 添付ファイルを追加した予定を作成
- メッセージのテキストを追加した予定を作成
- スレッド
- このスレッドのメッセージを自動的に移動
- このスレッドのメッセージを無視
[新しいクイック操作]から作成する
- 対象となる電子メールを選択します。
- [ホーム]タブの[クイック操作]グループの[その他]をクリックします。
- [新しいクイック操作]をポイントして、一覧から追加したいコマンドを選択します。ここでは、[分類して移動]を選択します。
- [初回使用時のセットアップ]ダイアログボックスが表示されたら、クイック操作の名前を入力します。
-
[フォルダーへ移動]ボックス一覧から、移動先のフォルダーを選択します。その他のフォルダーに移動するには[その他のフォルダー]を選択します。
- [フォルダーの選択]ダイアログボックスから移動先のフォルダーを選択します。新しくフォルダーを作る場合は[新規作成]ボタンをクリックします。
- 新しいフォルダーの作成の[名前]ボックスにはフォルダー名を入力します。
- [フォルダーを作成する場所]の一覧からそのフォルダーを作成する場所を選択して[OK]ボタンをクリックします。
- [フォルダーの選択]ダイアログボックスの[OK]ボタンをクリックします。
-
[初回使用時のセットアップ]ダイアログボックスの[メッセージを分類]から分類項目を選択して[完了]ボタンをクリックします。
- クイック操作が新しく作成されました。
備考
[初回使用時のセットアップ]ダイアログボックスの[アクション]オプションから、不要なアクションを無効にすることもできます。フォルダーへ移動する必要がない場合は、[フォルダーへ移動]のチェックボックスをOFFにします。
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