オートシェイプに挑戦 - Part 2
はじめに
Part 1に引き続き、図形描画機能のオートシェイプの編集についてご説明いたします。
これが使えるようになれば、オートシェイプの達人になれるはずです(ウソ)。
図形より手前に文字を入力するには?
図形をバックにして、手前に文字を入力したい場合はこのようにします。
まず、文字よりも後ろ(背面)に配置させたい図形を選択して右クリックします。
ショートカットメニューより[順序(R)]→[テキストの背面へ移動(H)]をクリックしてください。
なお、右側のメニューの上帯部分をドラッグすると、
下の図のように切り離されて順序ツールバーになります。
これをうまく使いこなしてくださいね。
図形を回転させるには?
図形の回転方法は3通りあります。場合に応じて使い分けてください。
1.角度を指定して回転させる方法
回転させたい図形を選択してから右クリックし、
ショートカットメニューより[オートシェイプの書式設定]を選択します。
「オートシェイプの書式設定」のウィンドウが開きますので、
下の図のように「サイズ」タブをクリックしてください。
[サイズと角度]の欄にて、回転角度部分を変更して、OKボタンをクリックしてください。
※回転角度は右周りです。
2.図形描画ツールバーの角度を指定して回転する方法
図形描画ツールバーより[図形の調整(R)]→[回転/反転(P)]を選択し、
一覧から回転方法を選択してください。
この場合も上帯の部分をドラッグするとこのように切り離すことができますので、
大いに活用してください。
3.自由に回転したい場合
回転させたい図形を選択し、図形描画ツールバーより(自由に回転)ボタンをクリックしてください。
すると、黄緑色の丸い回転ハンドルが表示されますので、ハンドル上にマウスポインタを合わせてドラッグすると、自由に回転させることができます。
図形全体を色などで塗りつぶすには?
図形に色を塗ったり、指定の背景画像を取り込む方法はこのようにします。
まず、色を塗りたい図形を選択ます。
図形描画ツールバーより(塗りつぶし)ボタンの右横の▼印をクリックしてください。
現在、白が選択されていますので、一覧から好きな色を選択してください。
※「その他の色(M)」を選択すると、自由に色を作成してその色を背景色として指定することもできます。
もし平坦な色で塗りつぶすのではなく、グラデーションを付けたいときなどの場合は、
[塗りつぶし効果(F)...]を選択します。
グラデーションの種類を設定し、OKボタンをクリックしてください。
デジカメの画像等を図形の中に取り込みたい場合は?
まず、基本図形の中から適当な図形を選び、図形を描きます。
その図形をダブルクリックしてください。すると、オートシェイプの書式設定のダイアログボックスが表示されます。
塗りつぶしの色の設定部分の▼印をクリックして、一番下の[塗りつぶし効果]をクリックします。
塗りつぶし効果のダイアログボックスの[図]タブをクリックして、右下の[図の選択]ボタンをクリックします。
図の選択ダイアログボックスが表示されますので、取り込みたい画像を指定して[挿入]ボタンを押します。
右上のOKボタンを押して、オートシェイプの書式設定のダイアログボックスの右下の[OK]ボタンを押すと、
図形の中に画像をはめ込むことができます。
四角形の画像の輪郭を好きな形にして切り抜きたい場合はとても便利ですね。
もし、輪郭の線をなくしたい場合は、そのオートシェイプをダブルクリックして、
「色と線」タブを開き、下の図のように「線なし」にすればOKです。
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