Expression Webでハングまたはパフォーマンス低下を引き起こす原因とは
概要
Expression Webで固まったりパフォーマンス低下を引き起こす原因は、少なくとも以下の3つあげられます。
- 通信速度の問題
- グラフィックカードのバージョンが最新ではない
- CSSでWebページ内にfloat要素がないのにclearプロパティを使っている
通信速度の問題
Expression Webでのパフォーマンス低下のもっとも一般的な原因の一つとして、リモートでWebサイトを編集、またはFTPでパブリッシュしているときなどがあげられます。パフォーマンスは通信速度によりますが、たとえ高速回線であったとしても、ホスティングサーバーへの接続速度が遅い場合はパフォーマンスが低下します。
Expression Webを起動して、はじめてパブリッシュしたときはしばらく「応答なし」モードになりますね。しかし、2回目以降のパブリッシュのときはすぐに処理してくれます。
一番いいのは、あらかじめ、ローカルディスク上にWebサイトを編集して終わった後にパブリッシュがおすすめです。
パフォーマンスの問題もあったのか、Expression Web 4あたりから廃止された機能が増えているのでしょうね。
とにかくWebサイトの更新作業はローカルで行ったほうがいいです。途中で接続に問題があったり、サーバーに障害があった場合でも最悪のシナリオから避けることができます。
グラフィックカードのバージョンが最新でない
あと、グラフィックカードのバージョンが最新でない場合も、パフォーマンスに影響をもたらすでしょう。ドライバーが最新かどうか確認してみてください。
CSSでWebページ内にfloat要素がないのにclearプロパティを使っている
最後に、CSSで、floatを使っていないのにclearプロパティを使っていると、パフォーマンスが低下することがあることが最近確認されています。もし、clearプロパティを使う場合、少なくともそのWebページにfloatの要素を一つ以上含まれているかどうか確認してみてください。
それでも解決しない場合は
Expression Webの一時ファイルやキャッシュファイルが原因でパフォーマンスが低下する場合があります。FP Cleanerを利用してExpression Webのクリーンアップを実施してください。
参考文献
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