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Microsoft Office全般(Excel/Word/PowerPoint/Access/Outlook/OneNote)の使用方法を解説。

マスタの概要

スライド マスタをカスタマイズする (1)
最終更新日時:2011/06/07 15:02:11
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自分のオリジナルのテンプレートを作成するには、マスタについて知っておく必要があります。まず、マスタの概要および種類について説明します。

はじめに

PowerPointのスライド(2枚目以降のスライド)やタイトルスライド(最初のタイトルのスライド)のデザインレイアウトテンプレートには、それぞれスライドマスタ、タイトルマスタなどがあります。これらをWordにたとえると、ヘッダーやフッターの編集にスタイルを付け加えたものになります。

インストールされたテンプレートやテーマなどを探しても自分の希望通りのデザインがないという場合、ちょっとデザインを変えてみたい、自分のオリジナルのスライドのデザインにする場合は、スライドマスタを編集する必要があります。

そこで、ここではさまざまなマスタの種類についておさえておきましょう。

マスタの種類

PowerPointに存在するマスタの種類は、スライドマスタ、配布資料マスタ、ノートマスタの3種類あります。

スライド マスタ

スライドマスタは、フォントスタイルなど、全般的な変更を行って、すべてのプレゼンテーションに反映させるためのものです。主な目的は以下の3つです。

  • フォントや、箇条書きスタイルの変更
  • 複数のスライドに会社ロゴなどの図を挿入
  • プレースホルダの位置、サイズ、書式の変更

スライドマスタには、通常のスライドのデザインレイアウトを決定する「スライドマスタ」と、スライドの表紙となるデザインレイアウトを決定する「タイトルマスタ」の2種類あります。

スライド マスタ
  • 通常のスライドのデザインレイアウトの基本となるもの
  • 自由に追加OK
  • オートシェイプなどの図を挿入すると、適用されたすべてのスライドに反映される
タイトル マスタ
  • 最初に挿入されるタイトル スライドに適用するデザインレイアウト
  • スライドマスタと対にする必要あり
  • タイトルマスタだけの単独追加は不可
  • オートシェイプなどの図を挿入すると、適用された1枚目のタイトルスライドに反映される

配布資料 マスタ

 プレゼン資料を印刷する場合のデザインレイアウトテンプレートとなる、配布資料のマスタを編集できます。ヘッダー領域、日付領域、フッター領域、数字領域(ページ番号)の編集、配置やサイズの変更ができます。

ノート マスタ

 ノートも含めてスライドを印刷する場合のデザインレイアウトテンプレートとなる、ノートのマスタを編集できます。スライドイメージ、ノートの本文、ヘッダー領域、日付領域、フッター領域、数字領域(ページ番号)の編集、配置やサイズの変更ができます。

INDEX
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