Webサイト内のそれぞれのページにおいて、どこまでの範囲を他と共通にするのかを考えてください。
このサイトの例であるならば、ページ右側のコンテンツ部分とその上のパンくずリストの最終パス部分を編集可能な領域に設定しています。
編集可能な領域は複数作成することができます。ただし、むやみに作るとかえって非効率になる場合があるので十分注意してください。
一方、可変する部分がどこまでの範囲なのか整理しておく必要があります。無駄にダイナミックWebテンプレートを作るのも再考の余地があるってことです。
基本的にコンテンツごとにそれぞれ専用のダイナミックWebテンプレートを作るようにするとよいでしょう。コンテンツごとにディレクトリ(フォルダ)でもって情報を分類し、それぞれのコンテンツディレクトリごとにダイナミックWebテンプレートを作成して、その中のコンテンツはそのダイナミックWebテンプレートを基に作成していく、という感じでWebサイトを構築するのがベストだと私は考えています。
一方、コンテンツが少ない場合は、サイト全体を一つのダイナミックWebテンプレートで運用するという手もあります。ダイナミックWebテンプレートを複数に分けるタイミングもよく考えておく必要があります。
たとえていうならば、人が増えたり、子供が成長することによって家のリフォームや引っ越しが必要なように、Webサイトも場合に応じて対処する必要があります。子供が小さい時は子供部屋として一緒に暮らしていたのが、その子供たちが大きくなるにつれて個室を欲しがったりしますよね? Webサイトでも同様です。同じフォルダ(ディレクトリ)に分類していたコンテンツが成長してきた場合は、それぞれ個室を与えるように再構築すればいいのです。
ダイナミックWebテンプレートの編集可能な領域は、ダミーなデータでOKです。このデータは、そのダイナミックWebテンプレートからWebページを新規作成した場合にのみ代入されます。
したがって、ダイナミックWebテンプレートからWebページを新規作成したときに、スムーズに編集しやすいようにあらかじめコンテンツのひな型を入れると、今後の編集作業が効率的になります。ただし、いかにもWebページのコンテンツを入れてしまうと紛らわしくなるので注意してください。

ちなみに、このコンテンツページに対応するDWTファイルの中身はこんな感じです。参考にしてください(ここではわかりやすく、編集記号のなかから「段落記号」と「スクリプトブロック」を表示するようにしています)。

編集可能な領域は「可変」部分であり、「共通部分」ではありません。「編集可能な領域」はあくまで「編集可能な領域」です。適用されたすべてのWebページに反映させたいものがある場合は、編集可能な領域の外でなければいけません。
特定のWebページのコンテンツ部分を編集したい場合は、そのHTMLファイルを開いて編集するのであって、DWTファイルを開くものではない、ということです。
ダイナミックWebテンプレートは、適用されたWebページの共通部分を一元管理する役割を果たしています。たとえば、上にヘッダー、左にメニュー、右にコンテンツ、下にフッターで構成されたレイアウトにおいて、コンテンツ部分だけ編集可能な領域に指定されたDWTファイルがあったとしたら、基本的にヘッダー、メニュー、フッターの内容を変えたいとき、および、CSSファイルなどを変更したいときに開いて編集するわけです。
コンテンツが増えてメニューを増やしたい場合は、編集可能な領域の範囲外を編集する必要がありますよね? そんなときに、DWTファイルを開いて変更を加える必要があるのです。