データベースファイルサイズが大きくなるのはなぜ?
原因
Accessというのは特殊なもので、クエリの実行などをするだけでもファイルサイズが大きくなってしまいます。
それはなぜかというと、データベースファイル自身で活動領域を広げて、その中で作業をする仕組みになっているからです。
通常ExcelとかWordなどのソフトで何か使うとき、メモリはWindowsシステム側に備わっているRAMの範囲内で作業します。しかし、Accessはファイル自身を風船のように膨らませてその広くなった領域内で作業します。
しかし、データベースファイルを使い終わったらその風船は自動的にしぼんでくれるか、というと、そういうわけでもないんです。膨らんだ状態のままキープします。その後また使い始めて、クエリを開くだけでも、その風船はまたさらに大きくなって、データベースファイルのサイズがどんどん巨大化していくのです。
対処方法
データベースを最適化することによって、データベースファイルサイズを小さくすることができます。
データベースの最適化には2通りあり、選択したデータベースファイルを最適化する方法と、データベースを閉じたときに自動的に最適化する方法があります。
データベースを閉じたときに自動的に最適化するには
- データベースファイルを開き、[ツール]→[オプション]をクリックします。
- オプションダイアログボックスの[全般]タブをクリックします。
- 「閉じる時に最適化する」にチェックを入れて、OKボタンをクリックします。
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