PowerPoint:配布資料の余白を小さくしてスライドを大きくすることはできる?
PowerPoint FAQ
最終更新日時:2023/04/03 17:18:11
PowerPointの配布資料を作る時に、余白が大きくて肝心のスライドが小さくて困った場合の対処方法について説明します。
余白の設定ってできない?
残念ながら、配布資料として印刷する場合、個々のスライドの大きさ及び間隔のカスタマイズをすることはできません。
最新版であるPowerPoint 2016でも配布資料の余白の設定は行えません。
この場合の対処方法として、2つの方法があります。
-
配布資料として1ページに印刷するスライドの数を減らす
- PowerPoint 2010以降の場合
- PowerPoint 2007の場合
- PowerPoint 2003までの場合
- 配布資料として印刷ではなく、プリンタの設定で分割印刷する
1ページに印刷するスライドの数を減らして大きく印刷したい
1ページに印刷するスライドの数を減らすと、1つのスライドが大きく印刷されます。ここでは、印刷プレビューに切り替えて、印刷する前のバランスを確認しながら調整します。
PowerPoint 2010以降の場合
- [ファイル]タブを開き、[印刷]をクリックします。
- 印刷対象が[フルページのスライド]になっているので、配布資料のいずれかを選択します。
- PowerPoint 2016:配布資料のレイアウトを選択するには
- PowerPoint 2013:配布資料のオプションを設定するには
- PowerPoint 2010:配布資料のレイアウトを選択するには
PowerPoint 2007の場合
- [Officeボタン]→[印刷]→[印刷プレビュー]をクリックします。
- [印刷対象]のプルダウンより、配布資料のいずれかを選択します。
- 1ページあたり4スライドを印刷する場合は、印刷の向きを横にするとよいでしょう。
PowerPoint 2003までの場合
- [ファイル]→[印刷プレビュー]をクリックします。
- [印刷対象]のプルダウンより、配布資料のいずれかを選択します。
- たて向きで1ページあたり2スライドの場合はこのようになります。
- 1ページあたり4スライドを印刷する場合は、印刷の向きを横にするとよいでしょう。
配布資料として印刷ではなく、プリンタの設定で分割印刷する
もしお使いのプリンタに複数ページ印刷機能がある場合、配布資料としてではなくスライドとして設定したあと、プリンタの設定で分割印刷する方が間隔が小さく、個々のスライドを大きく印刷することも可能です。ただしこれはプリンタによって設定方法が異なります。
印刷対象を「スライド」にして[プロパティ]ボタンをクリック
プリンタのプロパティで1枚の用紙に印刷するページ数を指定する
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