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Microsoft Office全般(Excel/Word/PowerPoint/Access/Outlook/OneNote)の使用方法を解説。

ファイルにアクセスできるユーザーを制限するには

文書の保護
公開日時:2012/12/03 02:17:47
最終更新日時:2023/04/03 17:09:27
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閲覧や変更できるユーザーを制限するには、[ファイル]タブを選択してMicrosoft Office Backstageビューを開き、[文書の保護]をクリックして、[ユーザーアクセスの制限]をポイントして[アクセス制限あり]を選択します。

はじめに

閲覧や変更できるユーザーを制限するには、許可したいユーザーの電子メールアドレスを指定します。[アクセス許可]ダイアログボックスにそれぞれのユーザーの電子メールアドレスを入力します。複数のユーザー名を入力する場合は、セミコロン(;)で区切るとOKです。

ただし、個人ユーザーの方はあらかじめInformation Rights Management (IRM) サービスのサインアップを済ませておく必要があります。すでにIRMサービスのサインアップを済ませると次回からスムーズに設定が行えるようになります。

ちなみに、IRMとは、サーバーを使用して、アクセスが制限されたドキュメントや電子メールを作成、または受信するユーザーの資格情報を認証するものです。組織によっては、独自のアクセス権管理サーバーを使用する場合があります。これらのサーバーにアクセスできない Microsoft Office ユーザーには、マイクロソフトより無料の IRM サービスを提供します。このサービスにサインアップすると、最大6か月間、Windows Live IDを使ってそのサービスを無料で利用でき、権利が保護されたコンテンツを作成または使用できます。有効期限が切れた後も、3か月間はそのファイルへのアクセスは可能となります。

ユーザーアクセスの制限

  1. [ファイル]タブをクリックします。
  2. [情報]が開かれるので、[文書の保護]をクリックして[ユーザーアクセスの制限]をポイントし[アクセス制限あり]をクリックします。
  3. Information Rights Management サービスのサインアップを済ませてない場合は、以下の画面が表示されます。[はい、この Microsoft の無料サービスにサインアップします。]を選択して[次へ]ボタンをクリックします。
    Information Rights Management サービスのご紹介:Information Rights Management (IRM) では、サーバーを使用して、アクセスが制限されたドキュメントや電子メールを作成、または受信するユーザーの資格情報を認証します。組織によっては、独自のアクセス権管理サーバーを使用する場合があります。これらのサーバーにアクセスできない Microsoft Office ユーザーには、弊社より無料の IRM サービスを提供いたします。
					この無料のサービスを使用する場合は、次の点にご注意ください。
					- このサービスを利用するには、Windows Live ID が必要です。
					- Microsoft にお客様のドキュメントや電子メール メッセージが送信されたり、保存されることはありません。サービスを使用する際には、アクセスが制限されたドキュメントやメッセージに対するお客様の資格情報とアクセス権情報がサービスに送信されますが、これらの情報を Microsoft で保存することはありません。
					- このサービスの有効期限が終了した後も、ユーザーの Windows Live ID アカウントが有効な場合は、アクセスの制限されたドキュメントまたは電子メールに少なくとも3か月はアクセスできます。
					- 公共機関からの要請に応じるため開示が必要な場合を除き、Microsoft では、このサービスによって保護されているコンテンツを解読することはありません。
					このサービスにサインアップしますか?
					・はい、このMicrosoftの無料サービスにサインアップします。
					・いいえ、このMicrosoftのサービスを使用しません。
  4. Windows Live IDを持っている場合は[はい。Windows Live IDを持っています。]を選択して[次へ]ボタンをクリックします。
  5. Windows Live IDの電子メールアドレスとパスワードを入力して[サインイン]ボタンをクリックします。
    Windows Rights Management:Windows Liveへのサインイン
  6. [これは個人のコンピューターです。]を選択して[同意する]ボタンをクリックします。
    Windows Rights Management:コンピューターの種類の選択 コンピューターの種類を選択し、サービス契約を確認します。使用しているコンピューターについて、適切な記述を選択してください。
  7. [完了]ボタンをクリックします。
  8. ユーザーの選択を選択して[OK]ボタンをクリックします。[常にこのアカウントを使用する]にチェックを入れると、次回から手順9から表示されるようになります。
  9. [このドキュメントへのアクセスを制限する]にチェックを付けます。
  10. [閲覧]ボックスと[変更]ボックスにそれぞれ電子メールアドレスを入力して[OK]ボタンをクリックします。
  11. 文書にアクセス制限が設定され、文書ウィンドウの上部にメッセージバーが表示されました。

備考

ユーザーへのアクセス制限を解除するには、[文書の保護]をクリックし、[アクセス制限]をポイントして、[アクセス制限なし]をクリックします。[権限を削除してもよろしいですか?]メッセージが表示されるので[はい]ボタンをクリックします。

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