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Microsoft Office全般(Excel/Word/PowerPoint/Access/Outlook/OneNote)の使用方法を解説。

メニューバーにありリボンにないコマンドを登録するには

リボンのカスタマイズ
公開日時:2016/02/20 20:00:38
最終更新日時:2023/04/03 17:10:29
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Word 2003のメニューコマンドのなかには、Word 2016のリボンに存在しないものがあります。そのコマンドをリボンに登録する方法について説明します。

はじめに

Word 2003のメニューコマンドに存在し、Word 2016のリボンに存在しないコマンドは以下の通りです。これらのコマンドは[リボンのユーザー設定]の[すべてのコマンド]の一覧に存在します。

  • [編集]メニューの[ハイパーリンクとして貼り付け]
  • [編集]メニューの[クリア]→[すべて]
  • [編集]メニューの[再変換]
  • [表示]メニューの[縮小表示]
  • [挿入]メニューの[Webコンポーネント]
  • [書式]メニューの[フレーム]→[目次フレームの作成]
  • [書式]メニューの[フレーム]→[新しいフレームの作成]
  • [書式]メニューの[オートフォーマット]
  • [ツール]メニューの[オートコレクトのオプション]

ただし、Word 2016で利用できないコマンドは、[すべてのコマンド]の一覧にも存在しません。当然ながら、ツールバーの表示コマンドもWord 2016に存在しません。

  • [挿入]メニューの[図]→[スキャナまたはカメラから](Word 2013で廃止)
  • [ツール]メニューの[要約の作成](Word 2010で廃止)
  • [ツール]メニューの[音声]
  • [ツール]メニューの[共有ワークスペース]
  • [ツール]メニューの[オンライングループ作業]
  • [ヘルプ]メニューの[Officeアシスタントを表示する](Word 2007で廃止)
  • [ヘルプ]メニューの[アプリケーションの自動修復]

そこで、[すべてのコマンド]の一覧に存在するコマンドを、4つのグループに分類して登録してみましょう。

  • 編集
    • ハイパーリンクとして貼り付け
    • クリア
    • 再変換
  • 表示
    • 縮小表示
  • 挿入
    • Webコンポーネント
  • 書式
    • 目次フレームの作成
    • 新しいフレームの作成
    • オートフォーマットの作成
  • ツール
    • オートコレクトのオプション

操作方法

  1. [編集]グループを作成します。
  2. [すべてのコマンド]一覧から[ハイパーリンクとして貼り付け]を選択し、[追加]ボタンをクリックします。
  3. [すべてのコマンド]一覧から[クリア]を選択し、[追加]ボタンをクリックします。
  4. [すべてのコマンド]一覧から[再変換]を選択し、[追加]ボタンをクリックします。
  5. [表示]グループを作成します。
  6. [すべてのコマンド]一覧から[縮小表示]を選択し、[追加]ボタンをクリックします。
  7. [挿入]グループを作成します。
  8. [すべてのコマンド]一覧から[Webコンポーネント]を選択し、[追加]ボタンをクリックします。
  9. [書式]グループを作成します。
  10. [すべてのコマンド]一覧から[目次フレームの作成]を選択し、[追加]ボタンをクリックします。
  11. [すべてのコマンド]一覧から[新しいフレームの作成]を選択し、[追加]ボタンをクリックします。
  12. [すべてのコマンド]一覧から[オートフォーマットの使用]を選択し、[追加]ボタンをクリックします。
  13. [ツール]グループを作成します。
  14. [すべてのコマンド]一覧から[オートコレクトのオプション]を選択し、[追加]ボタンをクリックします。
  15. [OK]ボタンをクリックします。
  16. 登録後の画面は以下の通りです。

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