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Microsoft Office全般(Excel/Word/PowerPoint/Access/Outlook/OneNote)の使用方法を解説。

隠しプロパティや個人情報を見つけて削除するには

文書を検査する
最終更新日時:2023/04/03 17:12:00
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ドキュメントに隠しメタデータや個人情報がないかどうかチェックするには、[ファイル]タブを開き、[情報]タブの[文書の検査]の[問題のチェック]ボタンをクリックして[ドキュメント検査]をクリックします。

はじめに

ほかの人に文書ファイルを配布する前に、あらかじめコメントと注釈、ドキュメントのプロパティ(作成者の情報などの個人情報)を削除しておきたい場合があると思います。この場合は、ドキュメント検査機能を利用するとよいでしょう。

Word 文書に含まれる非表示データと個人情報には、次の種類があります。

コメント、変更履歴、バージョン、インク注釈
他の人と共同で作成した文書には、変更履歴、コメント、インク履歴、バージョンなどが含まれている場合があります。 この情報により、文書に手を加えた人の名前、校閲者のコメント、文書に加えられた変更を他の人が確認できますが、これらの情報はチームの外部の人とは共有するのが望ましくない場合があります。
文書のプロパティと個人情報
メタデータとも呼ばれる文書のプロパティには、作成者、件名、タイトルなど、文書の詳細情報が含まれています。 また、文書を最後に保存した人の名前、文書が作成された日付など、Office プログラムによって自動的に保持される情報も含まれています。 ユーザーが使用する機能によっては、電子メール ヘッダー、校閲者への送信に関する情報、回覧用紙、テンプレート名などの個人を特定できる情報 (PII) が文書に含まれていることもあります。
ヘッダー、フッター、透かし
Word 文書のヘッダーやフッターに情報が含まれていることがあります。 また、Word 文書には透かしを追加する場合があります。
隠し文字
Word 文書には、隠し文字に設定されたテキストが含まれている場合があります。 文書に隠し文字が含まれているかどうかがわからない場合は、ドキュメント検査を使って検索できます。
ドキュメント サーバーのプロパティ
Windows SharePoint Services をベースにしたドキュメント ワークスペース サイトやライブラリなど、ドキュメント管理サーバー上の場所に保存された文書には、このサーバーの場所に関係する文書のプロパティや情報が含まれていることがあります。
カスタム XML データ
文書自体には表示されないカスタム XML データが含まれていることがあります。 このような XML データは、ドキュメント検査で見つけて削除することができます。

ただし、ドキュメント検査で削除されたデータは復元できない可能性があるので、この操作を行う前に、元ファイルを別保管するのが望ましいでしょう。

ドキュメント検査を行う

  1. [ファイル]タブを開き、[情報]タブの[文書の検査]の[問題のチェック]ボタンをクリックします。
  2. [ドキュメント検査]をクリックします。
  3. [このファイルの変更内容が保存されていません。ドキュメント検査で削除されたデータは復元できない可能性があるため、ドキュメント検査を使用する前にこのファイルを保存してください。今すぐこのファイルを保存しますか?]と表示されたら[はい]ボタンをクリックします。
  4. [ドキュメント検査]ダイアログボックスで、検査する項目にチェックをつけて[検査]ボタンをクリックします。
  5. ドキュメントのプロパティと個人情報の[すべて削除]ボタンをクリックします。

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