Microsoft Office全般(Excel/Word/PowerPoint/Access/Outlook/OneNote)の使用方法を解説。

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Accessを使ってみよう

Accessの概要から、起動や画面構成、サンプルデータベース、各ツールバーについて紹介します。

Accessって何?

はじめに

Accessとは、顧客管理や住所録、在庫管理、社員名簿などなどのデータベースを管理するためのソフトです。

個人で使われる方で住所録といっても、100件あれば凄いとは思いますが、数万件ものデータを扱っている方っていらっしゃらないですよね? もし町内会の会長さんであるとか、同窓会の会長だとすると扱うデータは結構な数になるとは思いますが(^^;

実際のところ、私は個人的にAccessは使いません。そんなに大量のデータを扱う必要がないからです。大体Excelでまかなえるんですよね。

しかし、何千件、何万件といったデータを取り扱う場合、ExcelよりAccessの方が優れていると思います。

ExcelとAccessの違い

Excelは一つ一つのセルの集まりでできています。セルはそれぞれ独立していますので、どんなデータでも入力すればちゃんと入ります。

しかし、Accessは1行が一つのレコードとして認識されます。

1件のレコードにはいくつかのフィールド(データ項目)で構成されていますが、それぞれのフィールドのデータ形式を決めることができますので、整合性のないデータは入力できません。

したがって、Accessはそれぞれのデータ形式を統一することができるというメリットがあるのです。

Accessというデータベース管理ソフトは、1件のレコードを入力が終了したときに保存されます。
Excelはあくまでも「保存」というコマンドを与えない限り保存されませんよね?
これがAccessとExcelの大きな違いかもです。

Accessというソフトはとても奥が深いです。極めれば独自のシステムを構築でき、上級者まで納得して使っていただけるソフトです。
私はシステム構築なんてできない初心者なので、プログラミングできる方には頭が下がります・・・。

しかし、初心者の方でも画面に答えていくだけで簡単に本格的なデータベースを作ることができる「ウィザード機能」も備わっていますので安心です。

正直な話、私はこのマニュアルを作りながらAccessを習得していきたいと思いますので、一緒に頑張りましょう!

Accessのメリット

顧客管理から請求書データ入力、そして請求書と納品書の印刷までを行う場合を想定しましよう。ExcelだけではVBAなど本格的なシステムを構築しない限り、とても実現しそうにありません。なぜなら、Excelのサポートされている機能では差し込み印刷ができないからです。

確かに、Excelでもデータベースを作ることは可能です。しかし、複数人で同時にデータ入力したいと言う場合、なかなか難しいものがあります。

しかし、Accessを使えば、データの蓄積から管理、印刷まですべて一元化できます。もちろん、複数人で同時にデータ入力もOKです。

Accessはとても適切なソフトであるといえます。

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