連絡先のテーブルを作成するには
テンプレートからテーブルの新規作成
最終更新日時:2012/12/29 22:10:21
Access 2010には、データベースの一部またはデータベースアプリケーション全体を挿入または作成できるアプリケーションパーツというテンプレートが用意されています。よく使うコンポーネントの作成に使用できます。ここでは、連絡先のテーブルを素早く作ってみましょう。
はじめに
テンプレートを使って案件のテーブルを作成すると、「連絡先」テーブルの他に、「連絡先_拡張」クエリ、そして「案件詳細」と「新規案件」という2つのフォームが自動作成されます。
アプリケーションパーツに用意されている[案件]のテーブルでは、他のテーブルとのリレーションシップ(関連付け)の設定、および、重複データを受け付けるか否かを指定するウィザードが起動します。リレーションシップを行うことによって、複数のテーブルをつなげることができます。
ちなみに、ウィザードに出てくる「一側」と「多側」については以下の通りです。
一側 | 多側 |
---|---|
主キー | 外部キー |
データのダブリが発生しないフィールド | データのダブリがありえるフィールド |
リレーションシップについての詳細はChapter 7にて解説します。
連絡先のテーブルを作成する
- データベースを開いておきます。
- [作成]タブを開きます。
- [アプリケーションパーツ]をクリックし、[クイックスタート]グループ一覧から[連絡先]をクリックします。
- 以下のメッセージが表示されたら[はい]ボタンをクリックします。
- テンプレートの準備の進捗状況が表示されます。
- [リレーションシップの作成]ウィザードが表示されます。とりあえずこのままの状態で次へ進みます。
- ルックアップ列に含める値を指定し、複数の値を許可するかどうかを設定して[作成]ボタンをクリックします。
- [連絡先]テンプレートに関係するオブジェクトが自動生成されました。[連絡先]のテーブルを開くと下の図のようになります。
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