他のOutlookコンポーネントと予定表の統合
スケジュール情報をやりとりするための標準形式、iCalenderとして予定をメールで送信する方法について説明します。
iCalendarって何?
iCalendar とは、スケジュール情報をやりとりするための標準形式です。この形式に対応したアプリケーションソフト相互では自由に予定をやり取りすることができます。
しかし、予定を送る際には、予め相手が iCalendar に対応したスケジュールソフトを使っているかどうか確認してください。
Outlook を使っている場合はまず大丈夫です。
iCalendarの拡張子は .ics です。RFC2445/2446/2447で既定される iCalendarは、IESG(The Internet Engineering Steering Group)で標準化が行われています。
しかし、iCalendar がサポートされているのはOutlook 2000以降です。
Outlook 98では iCalendar ではなく vCalendar がサポートされています。
念のため、Outlook Expressはスケジュール機能はついておりませんのでサポートされていません。あしからず(^^;
iCalendar を利用すると、受け取った側は場所や時間を自分の予定表に再入力する手間がかかりませんし、入力ミスも発生しません。とても便利な機能です。
他の人に予定をメールで送るには?
予定表を開きます。
相手にメールで送りたい予定をダブルクリックして開きます。
メニューバーより[アクション]→[iCalendar として転送]をクリックします。
すると、メールの添付ファイルとして拡張子.icsのオブジェクトが追加されました。
宛先と件名、本文を入力してボタンをクリックします。最後に予定を閉じます。
受け取った予定を登録するには?
受け取ったメッセージを開きます。
添付ファイルの iCalendar をダブルクリックします。
ツールバーのボタンをクリックします。
すると、送られてきた予定が新しく登録されました。
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