Wordで表計算をするには
Word 2007でちょっとした四則計算や合計を求めるだけであれば、Word文書内に表計算させるというのも一つの手です。サンプルファイルを使って、請求書を作成してみましょう。
はじめに
Word文書でもExcelのように表計算することができます。請求書をWordで作成する際に、計算式を設定するだけで自動的に求めることができます。
しかし、計算対象となる数値は半角でなければいけません。
もし、全角で数値が入力されている場合、以下の手順で半角に変換しておきましょう。
- 全角で入力されている範囲を選択します。
- [ホーム]タブを開き、[フォント]グループの[文字種の変換]ボタンをクリックして[半角]をクリックします。

単価に数量を乗じた金額を求めるには
表計算する場合のセル番号は、Excelと同じように考えるとOKです。ただし、複数の列が結合されている場合は、1列とみなします。
商品名 | 単価 | 数量 | 金額 |
---|---|---|---|
小計 | |||
消費税 | |||
合計 |
この場合、以下のように解釈します。
A1 | B1 | C1 | D1 |
---|---|---|---|
A2 | B2 | C2 | D2 |
A3 | B3 | C3 | D3 |
A4 | B4 | C4 | D4 |
A5 | B5 | C5 | D5 |
A6 | B6 | ||
A7 | B7 | ||
A8 | B8 |
- 最初の金額のセルにカーソルを移動して、[レイアウト]タブの[データ]をクリックして[計算式]をクリックします。
- [計算式]ダイアログボックスの[計算式]ボックスに =B2*C2 と入力して[OK]ボタンをクリックします。
- 計算式が挿入された場所がフィールドになります。
- 数量の数値を「2」に変更してみます。
- フィールドにカーソルを移動してF9キーを押すと再計算されます。
下のセルにも計算式フィールドを入れるには
フィールドをコピーして、貼り付けたフィールドを編集するとスムーズかもしれません。
- すでに作成されたフィールドをコピーして下のフィールドに貼り付けます。
- フィールド内にカーソルを配置し、右クリックしてショートカットメニューより[フィールドコードの表示/非表示]をクリックすると、下の図のようにフィールドコードが表示されます。
- 計算式を編集します。
- フィールド上を右クリックしてショートカットメニューより[フィールドコードの表示/非表示]をクリックします。
- F9キーを押してフィールドを更新します。
合計を求めるには
- 小計の値を求めるセルを選択します。
- [データ]をクリックして[計算式]をクリックします。
- [計算式]ダイアログボックスで、自動的に[計算式]ボックスに「=SUM(ABOVE)」が代入されていることを確認して[OK]ボタンをクリックします。
消費税を求めるには
消費税の計算式として、=B6*0.05 と入力します。
合計を求めるには
合計の計算式は 小計を求めるのと同じ要領で、=SUM(ABOVE) でOKです。
表示形式を変更するには
[計算式]ダイアログボックスの[表示形式]ボックス一覧から通貨スタイルやカンマスタイルに設定できます。
カンマスタイルの場合は「#,##0」、通貨スタイルの場合は「¥#,##0; (\#,##0)」を選択します。ちなみに、通貨スタイルにすると、負の値はカッコで括られます。
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