評価版がうまく動作しない場合の原因と解決
概要
Expression Web評価版を使用中に起きた問題の対処方法、評価版とパッケージ版の違い、および、評価版から製品版に変換する方法について解説します。
現象
マイクロソフトのExpressionのサイトから、Expression Web評価版をダウンロードしてインストールを行った後、作成したHTMLファイルやCSSファイルが開けない、強制終了等の問題が発生し、正常に使えない場合があります。
原因と対処方法
Expression Web評価版用プロダクトキーを使ってアクティブ化されていない可能性があります。
Expression Web評価版として試用する場合は、以下の手順に従ってインストールを行う必要があります。
- OSがWindows XP または Windows 2003 の場合は、あらかじめ
Microsoft .NET Framework 2.0 および Microsoft .NET Framework 2.0 日本語 Lang Packをインストール(Windows Vista の場合は OSにすでに入っているので不要) - Microsoft ダウンロードセンターから、Expression Web 評価版をダウンロード
- 英語サイトのExpressionサイト内、Microsoft Expression Web Free Trial Product Keyのサイトへ進み、プロダクトキーを入手する
- ダウンロードした評価版をインストール時に、入手したプロダクトキーを入力してアクティブ化する
- Windowsを再起動する
以上のステップにより、正常にExpression Webを評価版としてインストールが完了になります。
もし、入手した評価版用プロダクトキーを使わずにインストールを行うと、評価版としてアクティブになっていないため、正常にExpression Webを利用することができません。注意してください。
評価版と店頭に売られているパッケージ版は同じもの?
マイクロソフトのサイトから入手できるExpression Webの評価版プログラムと、店頭に売られているパッケージ版とはまったく同一のものになります。
プロダクトキーの違いによって、60日間の試用可能な評価版、もしくは製品版として登録されるだけです。中身は同じです!
私の場合、とりあえず評価版のプロダクトキーを使ってExpression Webをインストールを行い、後で製品版のプロダクトキーを使って製品版に変換して利用しています。
特に、店頭に売られている製品版/アップグレード版/特別優待アップグレード版を購入し、そのCD-ROMを使ってインストールする必要はなく、そのパッケージに入っているプロダクトキーを使って変換を行ってください。
変なレジストリのゴミが気になる方は、評価版を一旦アンインストールして、お手持ちのExpression WebセットアップCD-ROMを使ってインストールしてもいいですが…。
評価版から製品版に変換するには?
Windows XPにおいて、Expression Web評価版から製品版に変換する手順を説明します。
- [スタート]→[コントロールパネル]をクリックします。
- [プログラムの追加と削除]をクリックします。
- [プログラムの追加と削除]の中から、「Microsoft Expression Web Trial」を選択し、[変更]ボタンをクリックします。
- Microsoft Expression Web Trial画面が表示されたら、一覧から「変換」を選択して、[次へ]ボタンをクリックし、プロダクトキーを入力します。
Expression Web 4はフリーソフトになりました。
2012年12月21日(日本時間)をもって、Expression Web 4はフリーソフトになりました。FrontPageユーザーの方もダウンロードして使ってみてください。なお、Expression Web 4すでに購入された方も、問題が修正された無料版にアップグレードすることをお勧めします。
問題は解決しましたか?
操作方法、設定方法等で困ったら、 Expression Web Users Forum に投稿してください!