図形描画ツールの廃止への対応を行うには
ワードアートやオートシェイプなどの図形描画機能はExpression Webで廃止されました。その対応方法について説明します。
概要
テキストボックス、ワードアートやオートシェイプなどの図形描画ツールはExpression Webで削除されました。それに対処するには、図形描画ツールバーが存在するMicrosoft Officeの任意のソフトで作業を行い、それをExpression Webに貼り付けるしかありません。
Expression Webにそのオブジェクトを貼り付けると画像化されます。ただし、画像化されたものは再編集ができません。再編集することがある場合は、そのもとのファイルを別に保存しておく必要があるので注意してください。
操作方法
- Wordなど、Microsoft Officeソフトで作成します。
- 複数のオブジェクトをひとまとめにするには、あらかじめグループ化します。
- Expression Webの作業中のWebページに貼り付けたいオブジェクトを選択してコピーします。
- ペイントを起動して、Ctrl+Vキーで貼り付けます。
- そのまま[コピー]します。
- Expression Webにタスクを切り替えて、挿入先にカーソルを移動し貼り付けると、[アクセシビリティのプロパティ]ダイアログボックスが表示されるので、代替テキストを入力して[OK]ボタンをクリックします。
- Webページ保存時に[埋め込みファイルの保存]ダイアログボックスが表示されるので、ファイル名、保存先のフォルダーを指定して[OK]ボタンをクリックします。
備考
オブジェクトをクリップボードにコピーしたものをそのままExpression Webに貼り付けると、画像が少し縮小されて貼り付けられます。縮小されずにそのままのイメージで貼り付けるためには、一旦ペイントで貼り付けてから、それをコピーしてExpression Webに貼り付けるとよいでしょう。
ちなみに、JR路線図の描画方法は「ワニchanのぱそこんわーるど」サイト内コンテンツに掲載されています。よかったら参考にしてください。
INDEX
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