Webデザインレイアウトの基本
閲覧者にとって使いやすいサイトとは
情報を探しやすくすることが重要
Webサイトにとって最も重要なのはコンテンツであり、伝えたい人に的確に情報を伝えるために存在すべきだと考えています。必ずしもWebデザインに凝る必要はありません。
ただ、みなさんが共通して無意識に「ここをクリックしたらコンテンツのトップに戻れるのではないか」とか、「ここをクリックしたらトップページに戻れるかも?」といった予測がつきやすいサイト作りに心がければいいのです。
Webサイトの閲覧者は、決してそのWebデザインを見るためではなく、コンテンツ(情報)を探しに訪れているのです。
たとえサイトのデザインがどんなに優れていたとしても、自分の求める情報をなかなか見つけられないようでは結局「使えないサイト」になってしまいます。
Webサイト閲覧者が探している情報にすぐにアクセスできるように工夫し、また、今どのページを見ているのかのナビゲーションをしっかりしておけば、そのサイトを見ている人は快適にコンテンツを利用することができます。
特に、シンプルなつくりのWebサイトの方が、さまざまなブラウザやシーンにも対応しやすくなります。
使いやすいWebサイトにするためのポイント
使いやすいWebサイトにするポイントとして、以下が挙げられます。
- シンプルで、インターネット上でよく見かけるWebサイトレイアウト
- 迷子にならない、しっかりとしたナビゲーション
- どのページからでもすぐに元のページに戻れるようにする
- 探したい情報を見つけるまでのクリックの回数を減らせるように工夫する
- ページ表示までの時間が短い
迷子にならないナビゲーションに配慮する
サイト閲覧者がはじめてあなたのWebサイトを訪れたとき、トップページに戻るリンクがなかったり、今どのページを見ているのかわからなくなったりすると困ってしまいます。サブページには、必ずトップページに戻るリンクを設置しましょう。
また、今、どのページを見ているのかひと目でわかるようにしておくと、とても使いやすいサイトになります。そのためには、ナビゲーションバー内の現在のコンテンツ見出しを強調表示したり、パンくずリスト(Webサイトの中のそのページの位置を、階層構造の上位ページへのリンクのリストで簡潔に記述したもの)を各ページの同じ場所に設置したりするのがよいとされています。
パンくずリストは通常、> で階層構造をあらわします。ちなみに、このページのパンくずリストは以下のように設置されています。
パンくずリストを設置することによって、閲覧者にとって現在位置を直感的に理解する手助けになります。
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