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数式コピー時、行または列固定で参照するには

参照を挿入する
最終更新日時:2023/04/03 16:28:54
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行または列固定で参照することを「複合参照」といいます。行番号固定するには、F4キーを2回押すことで行番号のはじめに$がつきます。一方、列番号固定するにはF4キーを3回押して列番号のはじめに$を付けるとOKです。F4キーを4回押すことで相互参照になります。

はじめに

数式をコピーするにあたり、セルを参照する方法として、相対参照、複合参照、そして絶対参照の3パターンあります。

相対参照
数式コピー時、相対関係を維持します。(F4キーを何も押さない、もしくは4回押した状態)
絶対参照
数式コピー時、行列番号固定で参照されます。(F4キー1回押した状態)
複合参照
数式コピー時、行または列固定で参照されます。(F4キーを2~3回押した状態)

下方向にセルをコピーしても行を固定したい場合は複合参照の行固定でOKです。右方向にセルをコピーしても列を固定したい場合は複合参照の列固定にします。数式をコピーしても固定したい部分を見極めます。

行固定(F4キーを2回)の複合参照

絶対参照されたセル番号にカーソルを移動してもう一度F4キーを押すと、列番号の前の$が外れます。($J$2J$2)

↓

他にも行固定にしたい場合はそのセル番号を選択してもう一度F4キーを押すとOKです。

↓

数式コピーすると、行固定で参照されます。

列固定(F4キーを3回)の複合参照

複合参照(行固定)されたセル番号にカーソルを移動してもう一度F4キーを押すと、行番号の前の$が外れ、列番号の前に$がつきます。(J$2$J2)

ただし、下方向に数式コピーすると正しく計算されないので注意してください。

列固定する場合は左右方向に数式コピーしても列固定したい場合に有効です。

下方向に数式コピーすると参照セルが下方向にズレる

※執筆環境:Microsoft Excel for Mac バージョン 16.39

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