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オートフィル機能を使用するには

シートのデータを操作する
最終更新日時:2023/04/03 16:28:43
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任意の方向に隣接するセルに連続したパターンを繰り返し作成するには、フィル機能を利用します。Mac版のExcelでのフィル機能は、[編集]メニューの[フィル]、[ホーム]タブの[編集]グループの[フィル]、および、アクティブセルの右下にある■のフィルハンドルの3通りあります。なお、連続単位の増加単位を指定するには、[連続データ]ダイアログボックスを利用します。

はじめに

たとえば、下方向へ数式をコピーしたい場合は、一番上の基準となるセルを含めてフィル機能で数式をコピーしたいセル範囲を選択して、[ホーム]タブの[編集]グループの[フィル]一覧より[下方向へコピー]をクリックするか、[編集]メニューの[フィル]一覧より[下方向へコピー]を選択します。フィルハンドルを使用すると下方向に連続データやデータや数式のコピーが素早く行えます。セル右下のフィルハンドルを使ってドラッグして、[オートフィルオプション]ボタンより[連続データ]、[セルのコピー]、[書式のみコピー(フィル)]、[書式なしコピー(フィル)]一覧より選択します。

フィルハンドルをドラッグすると、連続データまたは数式のコピーとなり、基となるセルの書式もすべてコピーされます。もし、連続データではなくデータをコピーしたい場合は[セルのコピー]、書式だけをコピーしたいけどデータはコピーしたくない場合は[書式のみコピー(フィル)]、データだけコピーしたい場合は[書式なしコピー(フィル)]オプションを選択してください。

なお、[フィル]オプションより[連続データの作成]を選択すると、増加単位を指定することが可能です。

[フィル]コマンドを利用して下方向に数式コピー

  1. 一番上の基準となるセルを含めてフィル機能で数式をコピーしたいセル範囲を選択して、[ホーム]タブの[編集]グループの[フィル]をクリックします。
    任意の方向に隣接するセルに連続したパターンを繰り返し作成します。
  2. [下方向へコピー]を選択します。
  3. 下方向へ数式がコピーされました。

[連続データの作成]ダイアログボックスの利用

  1. 一番上の基準となるセルを含めてフィル機能で連続データを作成したいセル範囲を選択して、[編集]メニューの[フィル]をポイントして[連続データの作成]を選択します。
    任意の方向に隣接するセルに連続したパターンを繰り返し作成します。
  2. [連続データ]ダイアログボックスで、範囲、種類、増加単位、増分値を指定します。1ヶ月単位の場合は[月]にして[OK]ボタンをクリックします。
  3. 下方向へ連続データが挿入されました。

フィルハンドルを使用してセルをコピーする

  1. アクティブセルの右下にある■のフィルハンドルにマウスポインターを重ねると十字型に変わります。
  2. そのまま下方向へドラッグします。
  3. [オートフィルオプション]ボタンが表示されたら、そのボタンをクリックして、[セルのコピー]を選択します。
  4. セルがコピーされました。

連続データにならないフィルを連続データにするには

  1. optionキーを押しながらフィルハンドルをポイントすると、十字カーソルの形状が(十字の右上に+)に変わります。
  2. そのままドラッグします。

※執筆環境:Microsoft Excel for Mac バージョン 16.38

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