オートフィル機能を使用するには
任意の方向に隣接するセルに連続したパターンを繰り返し作成するには、フィル機能を利用します。Mac版のExcelでのフィル機能は、[編集]メニューの[フィル]、[ホーム]タブの[編集]グループの[フィル]、および、アクティブセルの右下にある■のフィルハンドルの3通りあります。なお、連続単位の増加単位を指定するには、[連続データ]ダイアログボックスを利用します。
はじめに
たとえば、下方向へ数式をコピーしたい場合は、一番上の基準となるセルを含めてフィル機能で数式をコピーしたいセル範囲を選択して、[ホーム]タブの[編集]グループの[フィル]一覧より[下方向へコピー]をクリックするか、[編集]メニューの[フィル]一覧より[下方向へコピー]を選択します。フィルハンドルを使用すると下方向に連続データやデータや数式のコピーが素早く行えます。セル右下のフィルハンドルを使ってドラッグして、[オートフィルオプション]ボタンより[連続データ]、[セルのコピー]、[書式のみコピー(フィル)]、[書式なしコピー(フィル)]一覧より選択します。
フィルハンドルをドラッグすると、連続データまたは数式のコピーとなり、基となるセルの書式もすべてコピーされます。もし、連続データではなくデータをコピーしたい場合は[セルのコピー]、書式だけをコピーしたいけどデータはコピーしたくない場合は[書式のみコピー(フィル)]、データだけコピーしたい場合は[書式なしコピー(フィル)]オプションを選択してください。
なお、[フィル]オプションより[連続データの作成]を選択すると、増加単位を指定することが可能です。
[フィル]コマンドを利用して下方向に数式コピー
-
一番上の基準となるセルを含めてフィル機能で数式をコピーしたいセル範囲を選択して、[ホーム]タブの[編集]グループの[フィル]をクリックします。
- [下方向へコピー]を選択します。
- 下方向へ数式がコピーされました。
[連続データの作成]ダイアログボックスの利用
-
一番上の基準となるセルを含めてフィル機能で連続データを作成したいセル範囲を選択して、[編集]メニューの[フィル]をポイントして[連続データの作成]を選択します。
- [連続データ]ダイアログボックスで、範囲、種類、増加単位、増分値を指定します。1ヶ月単位の場合は[月]にして[OK]ボタンをクリックします。
- 下方向へ連続データが挿入されました。
フィルハンドルを使用してセルをコピーする
- アクティブセルの右下にある■のフィルハンドルにマウスポインターを重ねると十字型に変わります。
- そのまま下方向へドラッグします。
- [オートフィルオプション]ボタンが表示されたら、そのボタンをクリックして、[セルのコピー]を選択します。
- セルがコピーされました。
連続データにならないフィルを連続データにするには
- optionキーを押しながらフィルハンドルをポイントすると、十字カーソルの形状が
に変わります。
- そのままドラッグします。
※執筆環境:Microsoft Excel for Mac バージョン 16.38
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