検索関数および行列関数の使用
LOOKUP関数を使おう
LOOKUP関数では2種類のタイプがあります。ベクトル形式で検索するか、それとも配列方式で検索するか、です。
形式の種類 | 引数 | 詳細 |
---|---|---|
ベクトル形式 | 検索値,検索範囲,対応範囲 | 1行または1列からなる配列を検索範囲として検索値を検索して、検査値が見つかると、配列の次の行または列の同じ位置にあるセルに含まれている値を返します。 |
配列形式 | 検索値,配列 | 配列の先頭行、または先頭列から検索値を検索され、検査値が見つかると、配列の下方向または右方向の最終セルに含まれる値を返します。 |
ベクトル形式は、検索範囲の中から検索値と同じものを探してきて、その同じレベルの対応範囲から該当するセルの値を返すという感じでしょうか。
MATCH関数やINDEX関数等と組み合わせる場合は配列方式のパターンを使うことになります。
よくわからないと思いますので(笑)、とにかくやってみましょう。
練習するExcelのファイルを用意しましたのでこのファイルを使って学習していきましょう。
→ d03.xls
「Sheet1」のシートを開きます。そして、それぞれの生徒にコメントをつけてみましょう。
- L2セルにカーソルを移動させて、数式バーの左横にある(関数の挿入)ボタンをクリックします。
- [関数の挿入]ダイアログボックスが表示されます。
[関数の検索]の欄に「配列から検索」と入力して検索してみると、こんな感じに候補が上がってきます。
別に直接「LOOKUP」と入力しても構いませんが(^^;
関数名のなかから「LOOKUP」を選択して、OKボタンをクリックします。 - [引数の選択]ダイアログが表示されました。ベクトル形式を選びますので、
引数のなかから「検索値,検索範囲,対応範囲」を選択してOKボタンをクリックします。 - 生徒の評価から検索しますので、伊藤武くんの評価として[検索値]には、K2セルを選択します。
[検索範囲]は評価とコメントの表の中から該当する評価を検索しますので、
N2:N5 を範囲選択して、絶対参照するためにF4キーを1回押します。
[対応範囲]は評価とコメントの表の中から該当するコメントを検索しますので、
P2:P5 を範囲選択して絶対参照するためにF4キーを1回押します。
最後にOKボタンを押します。 - 最後に、他の生徒にも評価コメントをつけるため、数式コピーしておいてください。
数式結果は以下の通り。
=LOOKUP(K2,$N$2:$N$5,$P$2:$P$5)
INDEX
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