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Microsoft Office全般(Excel/Word/PowerPoint/Access/Outlook/OneNote)の使用方法を解説。

偏差値を求めたい

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平均値を求める「AVERAGE」関数と標準偏差を求める「STDEV」関数を組み合わせて利用します。

概要

偏差値を求めるには、以下の数式で成り立ちます。

=(得点-平均点)*10/標準偏差+50

平均点を求めるにはAVERAGE関数、標準偏差を求めるにはSTDEVまたはSTDEVP関数を利用します。

Excelの2つの標準偏差関数の違いは以下のとおりです。

STDEV標本に基づいて予測した標準偏差(標本標準偏差)
「STandard DEViation」の略
STDEVP母集団全体に基づいて計算した標準偏差(母標準偏差)
「STandard DEViation based on the entire Population」の略

ここでは前者のSTDEV関数を利用します。

操作方法

  1. 予め、点数の平均点を「AVERAGE」関数で求めておきます。
  2. 標準偏差を求めるセルを選択し、数式バーの[関数の挿入]ボタンをクリックします。
  3. [関数の挿入]ダイアログボックスにて、統計関数一覧からSTDEV関数を検索します。
  4. [数値]には点数データセル範囲を選択して[OK]をクリックします。
  5. 偏差値を求める数式としてD2の数式は以下のようになります。ちなみに、平均点セル(C16)と標準偏差セル(C17)は、数式コピーしても参照セルがずれないようにF4キーで絶対参照しておきましょう。
    =(C2-$C$16)*10/$C$17+50
    
  6. 数式コピーして小数点第一位まで表示させると、以下のように求められました。

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INDEX

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