偏差値を求めたい
平均値を求める「AVERAGE」関数と標準偏差を求める「STDEV」関数を組み合わせて利用します。
概要
偏差値を求めるには、以下の数式で成り立ちます。
=(得点-平均点)*10/標準偏差+50
平均点を求めるにはAVERAGE関数、標準偏差を求めるにはSTDEVまたはSTDEVP関数を利用します。
Excelの2つの標準偏差関数の違いは以下のとおりです。
STDEV | 標本に基づいて予測した標準偏差(標本標準偏差) 「STandard DEViation」の略 |
---|---|
STDEVP | 母集団全体に基づいて計算した標準偏差(母標準偏差) 「STandard DEViation based on the entire Population」の略 |
ここでは前者のSTDEV関数を利用します。
操作方法
- 予め、点数の平均点を「AVERAGE」関数で求めておきます。
- 標準偏差を求めるセルを選択し、数式バーの[関数の挿入]ボタンをクリックします。
- [関数の挿入]ダイアログボックスにて、統計関数一覧からSTDEV関数を検索します。
- [数値]には点数データセル範囲を選択して[OK]をクリックします。
- 偏差値を求める数式としてD2の数式は以下のようになります。ちなみに、平均点セル(C16)と標準偏差セル(C17)は、数式コピーしても参照セルがずれないようにF4キーで絶対参照しておきましょう。
=(C2-$C$16)*10/$C$17+50
- 数式コピーして小数点第一位まで表示させると、以下のように求められました。
INDEX
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