複合グラフを作成するには
高度な機能を使用したグラフを作成する
最終更新日時:2017/11/30 23:32:12
一つのグラフエリア内に異なる種類のグラフを表示したものを複合グラフといいます。棒グラフと折れ線グラフで構成される複合グラフを作成するには、行見出しを含むセル範囲を選択して[挿入]タブを開き、[グラフ]グループの[複合グラフ]をクリックして、組み合わせ一覧から選ぶと簡単です。ダイアログボックスを利用してそれぞれの系列のグラフの種類を設定するには、[複合グラフ]一覧から[ユーザー設定の複合グラフを作成する]を選択します。
はじめに
複合グラフは、一つのグラフエリア内に異なる種類のグラフを表示したもので、異なる種類の情報を強調する際に使用します。グラフ内の値の範囲が大きく異なる場合や、複数の種類のデータがある場合に使用します。
たとえば、売上高と達成率といった異なる要素のデータをグラフにする場合、売上高のデータは棒グラフ、達成率は折れ線グラフがいいでしょう。折れ線グラフは、一定の期間(年数、月数、日数)や項目にわたるデータの傾向を表すのに使用されるため、一般的には時系列データをグラフ化にするとよいでしょう。
| A | B | C | D | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 大阪支店の売上高と達成率 | |||
| 2 | 四半期 | 売上高 | 売上目標 | 達成率 |
| 3 | 第1四半期 | 150,000 | 180,000 | 83.3% |
| 4 | 第2四半期 | 110,000 | 100,000 | 110.0% |
| 5 | 第3四半期 | 95,000 | 100,000 | 95.0% |
| 6 | 第4四半期 | 125,000 | 120,000 | 104.2% |
組み込みの複合グラフから選択する
- 売上目標以外の行見出しを含むセル範囲を選択します。まず、四半期列と売上高列のセル範囲(A2:B6)を選択し、Ctrlキーを押しながら達成率列(D2:D6)を選択します。
- [挿入]タブを開き、[グラフ]グループの[複合グラフ]をクリックします。
![複合グラフの挿入 この種類のグラフは、異なる種類の情報を強調する際に使用します。グラフ内の値の範囲が大きく異なる場合や、複数の種類のデータがある場合に使用します。あらかじめ準備された複合グラフを表示するには矢印をクリックし、ドキュメント内にプレビューを表示するには、アイコンをマウスでポイントします。結合する複数のグラフの種類を選ぶには、[ユーザー設定の複合グラフを作成する]をクリックします。](images/01-1.png)
- 一覧から選択します。

ユーザー設定の複合グラフを作成する
- 売上目標以外の行見出しを含むセル範囲を選択します。まず、四半期列と売上高列のセル範囲(A2:B6)を選択し、Ctrlキーを押しながら達成率列(D2:D6)を選択します。
- [挿入]タブを開き、[グラフ]グループの[複合グラフ]をクリックします。
![複合グラフの挿入 この種類のグラフは、異なる種類の情報を強調する際に使用します。グラフ内の値の範囲が大きく異なる場合や、複数の種類のデータがある場合に使用します。あらかじめ準備された複合グラフを表示するには矢印をクリックし、ドキュメント内にプレビューを表示するには、アイコンをマウスでポイントします。結合する複数のグラフの種類を選ぶには、[ユーザー設定の複合グラフを作成する]をクリックします。](images/01-1.png)
- 一覧から[ユーザー設定の複合グラフを作成する]を選択します。
![ユーザー設定の複合グラフを作成する [グラフの挿入]ダイアログボックスを開き、データ系列をさまざまな種類のグラフでプレビューして、グラフの種類を選んだり、データ系列を第2軸に移動したりすることができます。このダイアログボックスでは、他の種類のグラフでデータのプレビューを表示することもできます。](images/01-3.png)
- [グラフの挿入]ダイアログボックスの[組み合わせ]タブが選択されていることを確認します。
- [達成率]欄の[グラフの種類]から折れ線のスタイルを選択します。
- [第2軸]にチェックをつけて、[OK]ボタンをクリックします。

- 複合グラフが作成されました。

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