数式コピー時、行または列固定で参照するには
参照を追加する
最終更新日時:2023/04/03 16:58:48
行または列固定で参照することを「複合参照」といいます。行番号固定するには、F4キーを2回押すことで行番号のはじめに$がつきます。一方、列番号固定するにはF4キーを3回押して列番号のはじめに$を付けるとOKです。F4キーを4回押すことで相互参照になります。
はじめに
数式をコピーするにあたり、セルを参照する方法として、相対参照、複合参照、そして絶対参照の3パターンあります。
- 相対参照
- 数式コピー時、相対関係を維持します。(F4キーを何も押さない、もしくは4回押した状態)
- 絶対参照
- 数式コピー時、行列番号固定で参照されます。(F4キー1回押した状態)
- 複合参照
- 数式コピー時、行または列固定で参照されます。(F4キーを2~3回押した状態)
下方向にセルをコピーしても行を固定したい場合は複合参照の行固定でOKです。右方向にセルをコピーしても列を固定したい場合は複合参照の列固定にします。数式をコピーしても固定したい部分を見極めます。
行固定(F4キーを2回)の複合参照
絶対参照されたセル番号にカーソルを移動してもう一度F4キーを押すと、列番号の前の$が外れます。($J$2J$2)



他にも行固定にしたい場合はそのセル番号を選択してもう一度F4キーを押すとOKです。



数式コピーすると、行固定で参照されます。
列固定(F4キーを3回)の複合参照
複合参照(行固定)されたセル番号にカーソルを移動してもう一度F4キーを押すと、行番号の前の$が外れ、列番号の前に$がつきます。(J$2$J2)
ただし、下方向に数式コピーすると正しく計算されないので注意してください。

列固定する場合は左右方向に数式コピーしても列固定したい場合に有効です。
下方向に数式コピーすると参照セルが下方向にズレる

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