Expression Web 3について
Web標準に準拠したサイトを構築
Web標準(国際的な標準化団体(W3C)によって策定された、Web技術仕様に関する世界規格)に準拠したサイトとは、「検索エンジンの最適化」、「ユーザビリティの向上」、「より高いアクセシビリティを実装する」といった3つのポイントが挙げられ、これらが今日のWebデザインの考え方となっています。Expression Webでは、はじめからこの考え方に基づいたWebサイト構築の支援を行うので、Webデザイナにとってより効率的にWebサイトの制作が可能です。Expression Webは、XHTML、CSS、XMLおよびXSLTを含む、現代の標準に準拠したサイトを構築します。
もっと平たく言うと、「Web標準サイト」とは、「バリアフリーのホームページ」ということになります。健常者だけではなく、高齢者や障害を持ってる人たちにもやさしい、閲覧者全員が平等にコンテンツを利用できるように配慮されたサイトの制作がとても重要になってきています。
Googleなどの検索エンジンはあくまでコンピュータであり、人間のように視覚的に情報を読み取ることができません。コンピュータにも理解できるページを作ることによって、視覚に障害を持つ人が利用する音声読み上げツールにも対応でき、検索エンジンで上位に表示されやすくなるので、その情報を必要とする人がすぐにそれを見つけることができます。よって、より多くの人たちに見てもらえるメリットが生まれます。
やはり、たくさんの人たちにWebサイトを使ってほしいですよ、ね?
また、基本的にWeb標準サイトは、CSSと(X)HTMLが分離した構造を持っています。
文書構造はHTMLに、レイアウトやデザインなど、見栄えを管理するのにCSS(スタイルシート)で別管理するこします。サイトのデザインを一新したいときにはCSSファイルをいじるだけですぐにすべてのページのスタイルが変わるので、とても効率的に作業が行えます。
Macユーザーはどうしたらいい?
そういえばExpression WebにMac版がない、どうすればいいの?という声が強いですが、Expression WebとDreamweaverは連携できます。Expression Webで作ったダイナミックWebテンプレートは、Dreamweaverで正常に機能します。
もしくは、Macユーザーの方にはMicrosoft Expression Professiinal Subscriptionを入手することで、OSもOfficeも手に入りますよ!
必要システム
Expression Web 3に必要システムは以下の通りです。
OS | |
---|---|
CPU | 1GHz以上のプロセッサ |
メモリ | 1GB以上のRAM |
ハードディスク | 2GB以上のハードディスク空き容量 |
ディスク装置 | DVD-ROM ドライブ |
ディスプレイ | 1,024 x 768 以上の解像度、24 bit 以上のカラー表示をサポートするディスプレイ |
Expression Web 3から、ネットブックにインストールは厳しいような気がします。
実際にVaio type PにExpression Web 3をインストールしてみると、グラフィックに問題がありかなりもたつきました。
ネットブックでも利用できるのはせいぜいExpression Web 2までですね。Expression Web 2だと512MBあれば動きますので。
Expression Web 3を試用するには
マイクロソフトダウンロードセンターから試用版を入手できます。
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